巾着田曼珠沙華公園
(2014/9/26撮影)
埼玉県日高市に巾着田曼珠沙華公園がある。巾着田とは、高麗川の蛇行で形作られた地形で、巾着の形に似ているのでこの名がついたそうである。ここに曼珠沙華(別名彼岸花)の群生地がある。今回富士フィルムのサイトで初めて知り行ってみたが、規模の大きさはさすがである。天気の良い中行楽を兼ねた撮影になったが、いざ撮影してみると、きわめて難しい素材であることに気づく。ともかくこの花の美しさをご覧いただきたい。
一面真っ赤な花で覆われる。この数の多さに圧倒される。
光と影が風景にリズムを与える。
秋の日差しを受けその赤は輝きを増す。
きわめて特異な形の花だ。
風に揺られ微笑んでいるようだ。
園内ではあちらこちらでカメラマンが花にレンズを向ける。
真ん中のおじさんは講師なのだろうか。
こちらは記念写真の撮影か。
公園内を渡る木製の橋が曼珠沙華とよく似合う。
人物を入れない風景として撮りたかったが、この時期には不可能である。
群生も良いが一輪もまたすばらしい。
大勢の中で一人だけのっぽがいる。
かたまってもまた美しい。
上から見ると見事な曲線美だ。
花火を見下ろしているようにも見える。
白い彼岸花をやっと見つけた。
赤い花の中でひたすら存在を主張する。
赤と青のグラデーションが何とも美しい。
木の枝の上にも咲いていた。
まっすぐ伸びるその様は、スマートでかつ力強い。