都会のオアシス
(2014/5/10撮影)
東京国立博物館にキトラ古墳壁画を見学に行った。7世紀末頃と思われる壁画は、1300年の時を経て未だに美しく輝いていた。その日の午後、都内のある公園に寄ってみた。都会の中の自然は、それでも違和感なく近代的な建物の中で人々を魅了していた。
近代的な建物の中で日本庭園は静かに呼吸をしていた。
何とも奇妙なビルである。この模様は何のためにつけたのだろう。
そのビルの手前にきれいな庭園が広がる。
ビルに囲まれたように庭園が存在する。しかしさして違和感がない。
ビルに囲まれた庭園。庭園の木々に囲まれた茶室。なぜか調和している。
公園にはこんなに大きい木もある。新緑がきれいだ。
こちらの木も西日に輝いている。
後ろのビルがここは東京であることを思い出させる。
都会の風景はやはり不思議だ。
すべてのものを吸収してしまう。
近代的な高層ビル。
最先端の技術と昔ながらの風景を懐かしむ人間の欲求は果てしない。