鎌倉・春
(2015/3/30撮影)
数年前の3月末、観光で鎌倉を訪れた。北鎌倉駅を降りた途端、一面桜が輝いていた。そのときは観光が中心で十分撮ることができなかったので、もう一度桜の季節に来たいと思っていた。そして今回ようやく念願が叶った。満開には少し早いところもあったが、それでも十分美しい景色を見せてくれた。古い都に、桜は実によく似合う。
北鎌倉円覚寺、総門の前で桜が出迎える。
初夏を思わせるような強い日差しが、桜をより美しく見せる。
まだ蕾の木もあるが、満開の桜が輝いている。
和服姿の女性と出会った。やはり和服は桜に似合う。
山門に桜、実にいい。
山門をバックにすると桜がより輝いて見える。
浄智寺では、タチヒガンが花嫁花婿を祝っていた。
建長寺、ここの桜は一番美しい。
青い空に三門、そして桜、まっすぐ奥には仏殿が見える。
三門と桜のコントラストが実にいい。
力強い太陽が新しい年度の始まりを告げる。
1255年作の梵鐘が見える。
歴史のある鐘と桜がよく似合う。
満開の桜の花は何かときめきを感じる。
見ているだけで幸せになる。
仏殿のすぐ脇にこんな美しい花が咲いていた。
ハナミズキのような、ベニコブシのような、「サラサモクレン」だそうだ。
桜とはまた違う美しさを感じた。
御存知の方も多いと思うが、雲龍図が有名な法堂(はっとう)である。
龍の迫力に圧倒される。
総門と三門の間の桜並木、つい笑顔がこぼれる。
鶴岡八幡宮太鼓橋である。
桜の下へ大勢の観光客が集まる。
本覚寺は工事中であったが、枝垂れ桜が出迎えてくれた。
妙本寺、境内に咲く桜と祖師堂が実によく似合う。
ここにも結婚式を終えたばかりの二人がいた。
人生の門出を桜が祝福していた。
境内に咲く桜、お寺と桜はやはり相性が良い。
長谷の大仏に桜。おきまりのショットだが、まだ少し早かった。
光則寺の参道。西に傾き始めた太陽が桜を美しく照らす。
入口で枝垂れ桜が出迎える。
樹齢200年のカイドウ、桜とともに春を祝っていた。
成就院の入口では控えめに出迎えていた。
成就院の参道から眺める海は、紫陽花の季節と同様、桜の季節もまた美しい。
今回は電車の遅れもあり到着するまで時間を要したが、やはり来て良かった。
鎌倉がますます好きになってきた。