秋の龍王峡
(2017/11/9撮影)
夏に何十年かぶりに訪れた龍王峡をまた訪ねてみた。紅葉の季節にここに来るのは初めてである。夏はガラガラだった駐車場もさすがに満車であった。少し待つとちょうど出て行く車があったので、そこに止めることができた。この日は天気も良く、まさに散策路は輝いていた。赤や黄色に輝く樹木の中を歩くのは、実に気持ちが良い。ただ風が強く、また強い光線を受けコントラストが高くなるので、写真撮影にはあまり良い条件とは言えない。あの美しさをどれだけ再現できたかわからないが、日常とは違う景色を少しでも感じてもらえればと思う。それではご覧下さい。
五龍王神社は実に黄葉がきれいであった。
夏に太鼓を奉納していたところだ。
虹見橋も観光客でいっぱいであった。
渓谷の川岸まで降りている人も多くいる。
長雨のせいか川の水は濁っている。
上流方面に目を向けると、両岸がすっかり黄葉していた。
山の斜面に赤い木が見えたので切り取る。実にきれいだ。
空は青空、山は紅葉、雲を入れて切り取る。
散策路を歩くと、所々赤い葉に出会う。
反対側の斜面を見ると、木々が逆光で輝いていた。
散策路はご覧の通り、黄金の樹海の中を歩く気分だ。
渓谷に目をやると黄色い葉が輝いている。
こちらも太陽の光を受け黄金のように輝く。
透過光がより美しく見せる。赤と黄色のコラボだ。
やっぱり赤いモミジが良い。目を引きつける。
青空の下赤く輝く。透明なガラスに絵を描いたようだ。
太陽光が直接当たっているところが黄金に輝く。何とも贅沢な風景だ。
赤と黄色の絶妙な輝き。すべてを忘れてしまう。
斜面やや上部から散策路を見下ろす。その先は渓谷だ。
1年の中でごく数日しか味わえない贅沢な時間を過ごすことができた。
いよいよ紅葉は平地に降りてくる。
今度は近場で美しい紅葉を拝みたいものだ。