鎌倉・桜2017
(2017/4/5撮影)
桜の開花と共に、それまで快晴であった天気が怪しくなる。満開の桜を快晴の下で見るのは、なかなか難しい。天気予報と桜便りを調べながら、この日に鎌倉へ行くことを決めた。まだ少し早いかなと思いつつ、3年目の挑戦である。毎年鎌倉で同じような桜を撮ってはいるが、それでもその年により微妙に違う。今年は非常に天気が良く、桜の写りも良かったのかと思う。そして古都鎌倉は桜が実に似合うとつくづく実感する。まだまだ撮影していないところもたくさんあり、もう少し時間がほしかった。それでは、今年の桜をご覧下さい。
北鎌倉駅を降り、まずは円覚寺に。
いつものように総門の前で桜が出迎える。
総門手前の桜は快晴の下輝いている。
山門の脇に1本だけ桜が咲いている。
毎年同じように撮ってしまう。
今年は例年以上に輝いて見える。
今年は昨年より開花している桜が多い。
山門側から総門を背景に桜を捉える。
円覚寺本殿。ここの手前の桜は、毎年実に美しい。
お寺の内部から見ると、額縁のようでまたきれいだ。
次は建長寺。総門と三門の間の並木はやはり最高だ。
三門を桜が囲む。今年はいい具合に桜が伸びている。
欲張ってもう一枚。鎌倉でしか撮れない桜だ。
鎌倉も外国人観光客が増えてきた。
この大きな木造建築と桜には驚くであろう。
仏殿である。実は何度も来ているのに初めて入った。
時代を感じさせる飾りに感激する。
唐門である。元々は東京芝増上寺の霊屋の門として建立、
その後建長寺に寄付され、方丈の正門として使用される。
日光大猷院の門を思い出す。
法堂内から外を眺める。サラサモクレンは終わりに近い。
こうしてみると改めて大きな木造建築だと実感する。
その大きな建物の上に桜が見える。
鶴岡八幡宮舞殿では結婚式が行われていた。
本宮に向かって祈りを捧げる新郎新婦。
綿帽子や角隠しを見ることは、最近少なくなった。
源氏池の桜は、太鼓橋の色と良く似合う。
段葛の桜は3分咲き程度。まだまだこれからだ。
本覚寺は、過去2年工事中で思うように撮れなかったが、
今年は工事も終わりきれいな桜と本堂を収めることができた。
ここの桜はなかなか枝振りも良くきれいである。
光線の具合で微妙に色も変わってくる。
古都鎌倉にはやはり和服が似合う。
観光客の視線も自ずと和服に。
妙本寺に来た。左に桜、二天門の奥は海棠だ。
結婚記念撮影をやっていた。桜が微笑んで出迎える。
二天門と桜、春の日差しを受け輝いている。
ここの桜は実にきれいだ。観光客もカメラを向ける。
祖師堂と桜、この組み合わせは実に良い。
こちらは海棠である。女性には桜以上に人気者だ。
せっかくなので接写しておこう。これは確かに魅力的だ。
日蓮聖人銅像を背景に桜を撮る。これはつい撮りたくなる。
妙本寺から光明寺に行く途中、向福寺という小さいお寺に出会った。
桜がきれいで、奥には紅梅も咲いていた。
光明寺山門。何と2階に入ることができるのだ。
残念ながら入場時間を過ぎていて、2階へ入ることはできなかった。
山門脇の桜はまだ若いようだ。
本堂を囲むように桜が咲いている。境内の桜は古木が多いようだ。
ここの桜は低く横に伸びている。背景に山門を入れてみる。
こちらは少し高い場所から。まだ咲いていない枝が多い。
本堂前で記念撮影。この桜はまだ写真に収まるには早いのか。
本堂の内部から庭園側を見る。春の日差しがまぶしい。
歴史あるお寺の、内部と格子戸の対比が実に美しい。
記主庭園の桜を大聖閣を背景に撮る。
本堂の裏山、天照山に上る。
ここからの景色は、かながわの景観50選に選ばれている。
実は友人に教えてもらったのだ。
天気が良ければ富士山を見ることもできるのだが。
ウィンドサーフィンが見事だ。
お寺と桜ばかり見ていると、ここが海のすぐ近くであることを忘れていた。
どうやら今回の旅も終わりである。
鎌倉はやはり魅力のある街だ。