鎌倉紫陽花2017
(2017/6/14撮影)
紫陽花を求め、鎌倉まで行ってきた。例年ならば満開の時季だが、今年は少し遅いようである。にもかかわらず街は観光客であふれ、花を見に行ったのか人を見に行ったのか、わからない状況である。それでも鎌倉の紫陽花には他とは違う魅力がある。今年は初めて建長寺に行った。桜の時季には良く行くのだが、紫陽花の季節に行くのは初めてである。これが予想以上に良かった。人はそれほど多くはなく、静かな境内にきれいな紫陽花が点在している。建物との相性も抜群である。それでは古都のきれいな紫陽花をご覧下さい。
東慶寺である。
例年ならばこの階段の両脇は紫陽花が満開のはずだが、
今年はまだ数えるほどだ。
茅葺き屋根に白い紫陽花が良く似合う。
本堂入り口脇に咲く紫陽花。建物を引き立てる。
花菖蒲が咲いていた。奥に見えるのは松ヶ岡宝蔵である。
朝方降っていた雨の滴が残っていた。紫陽花には雨が似合う。
墓所に行く途中、崖にイワタバコが咲いていた。
可憐な花の生命力に感激する。
東慶寺には作家や哲学者の墓が多数ある。
苔むしたこの墓は誰のものかわからぬが、
偉人への思いをはせる。
この奥に多数のお墓がある。静寂な神秘的な世界だ。
別名紫陽花寺といわれる明月院。
これが明月院ブルーだ。
いつもなら花で埋まるこの道もまだ数が少ない。
鎌倉のお寺には小さいお地蔵さんがたくさんある。かわいいではないか。
有名な円窓。これを撮影するために25分並んだ。
せっかくなので紫陽花も入れておこう。以前はこれほど並んだ記憶がない。
毎回のように撮ってしまう。やはりいいではないか。
こちらはちょっと変わった色だが素敵ではないか。
団子状に重なっている。これもまたいいではないか。
新緑の中で青が映える。
こちらは額紫陽花。これもまたきれいだ。
この寺ではめずらしい赤い紫陽花だ。ピンクがかわいい。
明月院はすごい人出だ。花よりも人の方が多い気がする。
出口付近。ここにも多くの人が並んでいる。
建長寺である。広い境内に紫陽花が点在する。
仏殿脇の通路には額紫陽花が整列している。
三門と額紫陽花。鎌倉らしくていい。
横浜でも撮ったが、こういう写真が好きだ。建長寺の空気を感じる。
お寺専用のカラーコーンを発見。
建長寺創建のときに種子がまかれたと言われる柏槇(ビャクシン)。
何度も来ているのに今まで気がつかなかった。
長谷寺に行く途中に収玄寺と言う小さなお寺がある。
ここにはたくさんの紫陽花が咲いている。
これほどきれいな白い紫陽花もめずらしい。
額紫陽花の一種であろう。この赤が印象的だった。
これまたきれいな色をしている。まるで宝石のようだ。
ここからは光則寺である。
これも額紫陽花なのであろう。何ともかわいい。
こちらはブルーが素敵だ。
長谷寺である。石灯籠の前で紫陽花が輝いている。
お寺ではよく見かける絵馬であるが、これほど整然と並べられているのはめずらしい。
ちょうど良い具合に観光客が来たのでシャッターを切る。
長谷寺にはお地蔵さんがたくさんある。
中でもこれは実にかわいい。
境内至る処に紫陽花がある。
これはまた変わった形をしている。色もきれいだ。
整理券をもらい40分ほど待って、やっと紫陽花の小径に入ることができた。
ここの紫陽花は色も種類も豊富だ。
真っ直ぐと元気よく伸びる紫陽花に元気をもらう。
ここも例年に比べ花数が少ないと思う。観光客は確実に増えている。
湘南の海が見える。成就院が改修したため、紫陽花と海が一緒に見えるのはここだけだ。
ここでは青い紫陽花がちょうど見頃になっていた。
この周辺は花数も多く見応えがある。
これもまた変わった紫陽花ではないか。
海が見えたので真横から撮ってみる。
いろいろな色が混ざると、いかにも紫陽花らしい。
もうすぐ出口だ。
斜面いっぱいに広がる紫陽花は気持ちが良い。
最後に御霊神社前の踏切に。
定番であるが江ノ電と紫陽花はやはり良く似合う。
今回の鎌倉の旅も終わった。
ものすごい人出であったが、やはり人を引きつける魅力が鎌倉にはある。