みかも山カタクリの里
(2017/3/31撮影)
みかも山にカタクリの群生地がある。ここにカタクリが咲き出すと、いよいよ春だなと感じる。実は昨年はカタクリを撮影しなかったので、その存在を忘れていた。友人が撮影したのを見て、これは撮影に行かなければと思った。ところが買ったばかりのスマホが壊れ、その修理に2日ばかり費やしてしまった。出遅れたこの日は曇天であったが、かえって影ができないで撮影しやすいかと思った。しかしなかなか思い通りには行かないものだ。下を向いたカタクリは元気がなく、あの優雅な姿を見せてくれない。それでもいくつか良いものを探し、どうにかまとめることができた。可憐で優雅なその姿をどうぞご覧下さい。
斜面一面にカタクリが広がる。平日にもかかわらず人出も多い。
みんな下を向き元気がない。先端がつぼむと絵にならない。
こんなときにも元気なやつはいるものだ。
2年ぶりの再会だ。
前後にもカタクリを配置し、立体感をねらってみたが。
どうしても地面近くからの縦位置が多くなる。
2つ並ぶとよりかわいらしい。
正面からねらう感じで。
やや色の濃い元気なものを見つけた。
ここにもまとまって元気のいいのが並んでいる。
斜面と同じ位置にレンズを置き、前後にカタクリをできるだけ入れてみる。
こちらもカタクリと同じ高さにカメラを構え、背景にカタクリを並べる。
思い切って近づき部分撮影を試みる。
同じカタクリでも撮影の仕方で、いろいろおもしろい表情を見せる。
カタクリの他にもいろいろな花が咲き出した。
これはイチリンソウである。
こちらはニリンソウ。根元から2つ出てますね。
そしてこれはアズマイチゲ。花の違いが良くわかります。
みかも山の出入り口には水芭蕉も咲いていた。
写真を撮ることで、少しずつ花の名前も覚えてきた。
季節の変わり目にも敏感になってきた。
仕事ばかりしていたときには気がつかなかった世界がある。