茂木・三つ叉群生
(2017/4/20撮影)
茂木の山奥に三つ叉の群生地がある。TVで良くやっているのだが、今まで行ったことはなかった。実は桜の時季と重なるので桜ばかり追いかけ、いつの間にか時季を逃すという具合だ。今年はたまたま空いた日ができ、場所を調べてみたら以前登山で行ったところの近くであることもわかり、ちょっと興味がわいてきた。しかし、行く前にはそれほど期待はしていなかった。ところが群生地を見てびっくり、何とすばらしい景色か。山奥にそこだけ光が差すように輝いている。なかなか写真では表現できていないかも知れないが、是非ご覧になって下さい。
遊歩道が整備されていて、その両脇に三つ叉が群生している。
三つ叉が太陽光を反射して輝いている。
三つ叉の花である。御存知のように皮は和紙の原料である。
名前の通り、枝が三つに分かれている。
山の斜面一面に群生している。
暗いはずの山の斜面が光り輝いている。
中央付近を横に繋がる道が歩いてきた遊歩道だ。
戦時中紙の原料を確保するため三つ叉の栽培を奨励したそうだ。
現在は保存地区になって採取は禁止されている。
沢の両側に群生し、遊歩道を利用して一周できるようになっている。
斜面に輝くこの景色はなかなかのものである。
駐車場に帰る途中ヤマザクラを見つけた。
淡い新緑と桜、この時季だけの贅沢な景色だ。