日光キスゲ平天空回廊2017
(2017/7/12撮影)
日光霧降高原のキスゲ平に行ってきた。2年ぶり、3回目である。いろいろな予定を調整し、やっとこの日に出かけることができた。天気が不安定で午後からは雨が降る予報であったが、それまでには降りられると思った。しかし山の天気は変わりやすく、午前中から雨が降り出し傘を差しての登山となった。それでも天空回廊は足場がしっかりしているので、山道の登山に比べればはるかに楽である。気温も22℃位、家に戻り車を降りたときの不快さに比べると、雨の中でも余程気持ちが良い。例によって霧の中でなかなか撮るものを見つけるのも大変であったが、幻想的な雰囲気は下界では味わえない良さがある。それでは高原の幻想的な世界と美しいニッコウキスゲをご覧下さい。
ニッコウキスゲはまさに満開であった。
今回は花数も多く、最も美しく感じた。
ヨツバヒヨドリである。こちらもきれいだ。
最初から霧が深く、遠くを見通すことはできない。
少しだけ晴れてきた。小丸山の頂上も見える。
斜面一面をキスゲが覆う。
また霧が深くなり、天空回廊も見えなくなってきた。
いよいよ階段が急勾配になる。さあこれからだ。
階段から斜面を覗く。ニッコウキスゲがかわいらしい。
デッキには誰もいない。キスゲだけが元気に咲いている。
霧の中に消えていく階段は、空の上のおとぎの国に繋がっているのか。
デッキから下を見下ろすが、麓も霧の中だ。
真横から見ると無数のキスゲが咲いていることがわかる。
ゴール到着。思ったより楽に感じた。
頂上から周辺を見てもやはり霧の中だ。
降りるときは登山集団のあとになった。年配の方だがとても元気が良い。
デッキにも人が出てきた。
霧の中、永遠と続く階段を降りていく。
このあと雨は土砂降りに。
それでも何か気持ちが良い。
エアコンの効いた部屋の中とは違う快適さがある。