古河・大賀ハス
(2017/7/3撮影)
茨城県古河市の古河総合公園に古代蓮の大賀ハスが咲いている。ここは以前、桃の花を撮りに来たことがある。そのとき蓮池があることを知り、いつかハスの時季に来たいと思っていた。今回うまい具合に予定が取れ、訪れることができた。毎年この時季あちらこちらで蓮の花を撮っている。蓮の花は比較的絵になりやすくきれいに撮れる。しかし同じような写真になってしまいおもしろみを失う。なかなか新しい写真と言っても難しいのだが、少しでも工夫をしながら撮ることにした。さて出来映えはどうであろうか。代わり映えしないかも知れないが、何か少しでも感じてもらえればと思う。
古河総合公園の蓮池である。5部咲とのことであったが、見頃に思える。
まずは典型的な撮り方で。色も形も良い。
ちょっと横を向いたものを探す。やや終わりに近いようだ。
ハスの葉の中でそっと咲いているものを見つけた。
背景が暗いと花の色が増す。
朝まで降っていた雨のおかげで、いい具合に水滴がついていた。
こちらも随分開いている。明日には散ってしまうだろう。
葉っぱの間からちょっと顔を出している。こんな感じもいいではないか。
周辺の青い葉が蓮を余計引き立たせる。
こちらはまだ開花していない新しい蓮だ。
濃いピンクが印象的だ。
背景が黒くなるところを探す。花がより美しく見える。
茎の部分に注目。蜘蛛がいたのだ。
先端をクローズアップ。水滴がいい感じだ。
晴れてきたので、下から見上げ青空を入れる。
もう一枚、ちょっと新鮮だ。
光を受け、いい色に輝いている。
周辺をぼかし花を浮かび上がらせる。
ちょっと覗いた感じで花を引き立てる。
一つだけ光を受けて際立つように。
水滴をつけいい具合に開いている。
やっとソフトな感じに捉えることができた。
今までとはちょっと違う蓮を見ることができたであろうか。
また来年、きっと撮っていると思う。