蝋梅の里・上永野
(2018/1/15撮影)


 鹿沼市の山間部上永野に「蝋梅の里」というところがある。この時季蝋梅の花が咲くことで有名であるが、今回初めて訪れることができた。山村地区に作られた個人経営の花園であり、手作り感も気持ち良く大いに楽しめた。TVでも取り上げられているようで、わざわざ茨城県から来た人もいた。入園料は300円だが、10周年記念で50g入りのお茶をいただき、何か得した感じだ。4種の蝋梅が栽培されているということだが、このとき見ることができたのは、満月(丸い花弁で濃い黄色)と素心(淡いレモンイエローで花弁が細長い)の2種類のようだ。基本種(中心部が暗紫色)と原種(中心部が深紅色)はまだ咲いていなかったと思われる。この時季これほど美しい花を見ることができるのは幸せである。可憐な蝋梅の花をどうぞご覧下さい。




入口からして手作り感満載である。



蝋梅は青空が良く似合う。
それにしてもこの花の多さには圧倒される。



奥の方には見学用のブリッジのようなものが作られている。



手作りと思われるログハウスでは、自家焙煎のコーヒーと甘酒が販売されていた。
自宅とログハウスの間の納屋には、最新式の洗濯機が置かれていた。
このいろいろなものが混ざった雰囲気がとても良い。



こちらにも見学用の高台が作られていた。
手作り感満載で、板が抜けないかと心配しながら昇ってみた。



その高台からの景色は見事である。これほどまでに多くの花をつけた蝋梅は見たことがない。
遠くの山並みも心を癒す。



青い空にくっきりと蝋梅が浮かぶ。実にきれいだ。



遠近感を出すために周辺をぼかしてみた。



逆光で花が輝いていた。これは素心か。



こんなに多くの花をまとまってつけた蝋梅を初めて見た。これは満月か。



なぜか下を向いて花をつけるものが多い。これは素心?



思い切ってアップで。まさに蝋細工のようだ。



実に美しい。真冬であることを忘れてしまう。



こちらはやっとつぼみが開いてきたようだ。
寒いこの時季なかなか花を拝むことはできない。
こんなに美しい花に出会えて何か幸せに感じる。



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