ベルギー王国大使館別荘
(2018/6/18撮影)
日光中禅寺湖畔にあるベルギー王国大使館別荘が、6月の土日月のみ建築90周年を記念して特別公開された。イタリア・イギリス両大使館別荘を撮影したので、是非ここは見ておきたいと思った。この日は中禅寺立木観音講があり、近くの駐車場はすべて満車のため歩いて15分以上かかる県営駐車場に車を止めた。雨も心配であったが、見学中はどうには降らないで済んだ。ホテルオークラの大倉財閥2代目大倉喜七郎男爵がベルギー国王に寄贈したものだそうで、現在も大使館別荘として使われている。中禅寺湖畔の別荘としては、唯一純洋風の建築様式で建てられている。今回は1階のみの公開であったが、普段見ることのできない別荘内部を見学でき大変満足した。美しい別荘の内部と周辺の自然をどうぞご覧下さい。
入場できる人数は限られている。45分ほど並んだ。
普段は何気なく通り過ぎてしまう。
この看板だけが目印だ。
中に入っても、更に5分ほど待たされた。
玄関脇の看板。ドアフォンもある。
サロン1とサロン2が中央で繋がっている。
こちらがサロン2。暖炉は外から見える煙突に繋がっている。
部屋のコーナーにはそれぞれランプが置かれている。
ベランダから中禅寺湖畔を眺める。
ベランダは湖に向け大きな窓があり、ソファーも置かれている。
開放的な大きな窓が気持ち良い。
窓からは中禅寺湖が飛び込んでくる。
このコーナーには日本人形が置かれていた。
こちらがサロン1。椅子とテーブルがかわいい。
窓からは外で順番を待つ人が見える。
湖畔から正面を捉える。この窓は西向きだそうだ。
右上の煙突はあの暖炉から繋がっている。
右に別荘、左に男体山、中央にベルギー国旗が見える。
この国旗、格好いいですね。
純洋風の建物も実に格好いい。
玄関と湖畔をつなぐ通路上から別荘を捉える。
窓を良く見ると月と星の飾りがついていた。
おしゃれだ。
別荘の近くには日光開山勝道上人堂御像があった。
いつもは車で通るので、その存在さえ知らなかった。
男体山は雲にかかっていた。真っ正面から捉えるのもいいだろう。
最後に湯ノ湖によってみた。ここはいつ来ても気持ちが落ち着く。
奥日光に来るのは昨年11月以来、しばらくぶりだ。
何度来ても飽きることのない、地元の大切な場所である。