鎌倉・紫陽花そして栗鼠に出会う
(2018/6/6撮影)


 関東地方が梅雨入りしたこの日、知人とともに鎌倉へ出かけた。前日の天気予報では午後になってから降り出すはずであったが、当日は朝から雨で、しかも本格的な雨になった。でも紫陽花には雨が良く似合う。熱中症の心配もないし、いいではないか。いつもは駆け足でお昼もまともに取らずに撮影に専念するが、この日はゆっくりと昼食を取り、更にカフェで珈琲とお菓子もいただいた。そして最後にはとんでもないご褒美をいただいた。円覚寺で栗鼠(リス)に出会った。鎌倉では何度か栗鼠を見かけたことはあるが、これほど長時間見たことはなく、これほど多くの写真を撮ることができたのも初めてである。お寺と紫陽花、そしてかわいい栗鼠の写真をどうぞご覧下さい。




まずは明月院。今年は数も多くしっかりと咲いている。



いつもの紫陽花をもつお地蔵さん。ネックレスにイヤリングもしている。



明月院ブルーはいつ見てもきれいだ。やっぱり雨が良く似合う。



井戸の脇に置かれた紫陽花。おしゃれだ。



本堂後庭園に初めて入る。いつもの円窓を反対側から覗く。



花菖蒲がきれいだ。傘を差す観光客もいいではないか。



ここにもお地蔵さんがいた。



昭和初期の炭焼き窯。焼いた炭はどうやって取り出すのだろう。



昼食を取り建長寺に移動。三門と紫陽花が実にいい。



額紫陽花をアップで捉える。水滴が雰囲気を盛り上げる。



仏殿と法堂の間の空間、この空間が好きだ。



東慶寺の入口は、茅葺き屋根と紫陽花がいい雰囲気を作っている。



今回本堂の裏に初めて入った。イワガラミである。
額紫陽花に似た花だが、ユキノシタ科の植物である。
一人で来ると見落としてしまうイワガラミを見て感激。



本堂の周りを1周すると隣の建物がよく見えた。
透明な昔のガラスが実に気持ち良い。



花菖蒲が一面に広がる。期間限定の茶店も満員だ。



イワタバコだ。雨に濡れた可憐な花が実にかわいい。



このイワタバコ、崖一面に広がっている。その生命力にも感激。



円覚寺入口。モミジであろうか、雨に濡れた新緑の美しさについシャッターを切る。



境内には所々にアジサイが咲いている。



達磨大師座像があった。
14世紀前半の作、今まで気がつかなかった。



方丈裏の妙香池、すばらしい庭園だ。



方丈の縁側を歩く。建物と庭園の組み合わせが実に良い。



ここからは偶然出会ったリスを紹介する。
動きが速くいつも写そうと思ったときには逃げてしまうのだが、
今回は多数撮ることができた。
そのほんの一部を連続でご覧下さい。








今回は思いがけない出会いもあり、
また今まで見たこともない花も観賞でき、本当に良かった。
鎌倉は何度来ても飽きることはない。
また近いうちに訪問できればと思う。



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