京都②南禅寺・永観堂・法然院・銀閣寺
(2019/12/3撮影)


 京都2日目、地下鉄東西線で蹴上まで行き南禅寺へ。このあと北上し永観堂、そして哲学の道を通り法然院、銀閣寺へと進む。南禅寺は今回どうしても行きたかったお寺、三門と疏水橋の迫力が忘れられなかった。そして銀閣寺は、私が訪れた京都のお寺の中で一番訪問回数が多い。古い歴史のある建物と宇宙を想像させる神秘的な銀沙灘の対比が実にすばらしい。またこの地区は12月になっても紅葉の見ごろが続く。特に永観堂の紅葉は見事であった。撮影枚数も多いが、整理してもなかなか絞り切れずかなり枚数が多くなってしまった。同じような写真もあるかもしれないがご容赦願いたい。




金地院入口。枯山水庭園「鶴亀の庭」が有名であるが入場はしなかった。



南禅寺三門。両脇と奥に続く道はまさに紅葉が見頃であった。



高さ22mの山門は迫力満点だ。寛永5年(1628年)に再建。



三門に座り紅葉をじっと楽しむ。この時間は貴重だ。



三門に上がり京都市内を眺望できる。



奥に目をやると紅葉の先に法堂が見える。



その法堂方面から三門を振り返る。その存在感はやはりすごい。



古代ローマの水道橋を模して明治時代に造られた疏水橋。
レトロな煉瓦と紅葉が良く似合う。



煉瓦のアーチが永遠と続く。
記念写真のスポットだ。



疏水橋を背景にモミジを収める。青から黄色へのグラデーションが美しい。



南禅院。池泉回遊式庭園はすばらしい。



苔の上に積もったモミジはこれだけで絵になる。



庭園の奥から建物を眺める。窓のない古風な建物は気持ちを落ち着かせる。



この広い廊下と庭園の組み合わせはすばらしい。



途中でこんな置物を見つけた。
かわいいので撮っておく。



方丈。小堀遠州作庭の枯山水庭園はすばらしい。



庭園を見渡すこの広い廊下は、日当たりも良く座ると動きたくなくなる。



枯山水庭園を少し斜めに切り取る。
対峙して撮ることが多いが、奥行き感と廊下の雰囲気を残すためにあえて斜めに。



永観堂、正式名称は禅林寺。とにかく紅葉がすばらしい。



庭の中の休憩所にこんな窓があった。
こういうのはつい撮ってしまう。



境内には多数の建物があり、どこを歩いているかわからなくなった。
しかしどこを見ても素晴らしい紅葉だ。



青から赤へと変わっていくそのグラデーションがすばらしい。



この砂盛りも素晴らしい。



この景色は仏様になったような気分だ。
本尊は「みかえり阿弥陀」、残念ながら撮影はできなかった。



5色の幕と紅葉が共演している。



まさに山が燃えている感じだ。



三鈷(さんこ)の松。
松の葉が3本あり、葉の長さは30cm近い。
拾ってみたかったが、届かなかった。



廊下から紅葉を眺める。ここでも庭が燃えている。



朱塗りの建物と紅葉が良く似合う。



階段を囲むようにモミジがトンネルを作る。



変わった形の石燈篭を紅葉が包んでいる。



まさに真っ赤である。建物がより鮮やかに見せる。



透過光でモミジが輝く。せっかくなので建物と一緒に。永観堂をあとにする。



哲学の道を北上する。青、黄色、赤へと変化する。



川沿のモミジは絶好の撮影スポットだ。



橋に座って絵を描き販売もしている。こんな雰囲気が好きだ。



途中大豊神社に立ち寄る。
887年創建、少彦名命(すくなひこなのみこと)を祀ったのが起こり。



ここには狛ねずみが鎮座する。



再び哲学の道に戻る。休憩用のベンチも用意されていて、
桜の季節にはさぞ賑やかなことだろうと想像する。



門の上に積もった落ち葉はただ事ではない。ちょっとおしゃれな門をスナップ。



まさにこの道にふさわしい哲学カフェ。ちょっとのぞきたくなる。
しかし話が難しくなりそうだ。



安楽寺。延宝9年(1681年)創建。茅葺屋根の門が印象的だ。
中には入れなかったが、階段が落ち葉で赤く染まっていた。



法然院。その名の通り法然上人ゆかりの寺である。



この茅葺の山門も素晴らしい。門の入り口は映画館のスクリーンのようだ。



山門を内側から撮影。赤く染まった紅葉や緑の木々、そして苔むした茅葺屋根が感動的だ。
ここには外国人観光客はほとんど来ない。



苔むした屋根と対照的な白砂壇(ひゃくさだん)。
神秘的な美しさに心身が清められる。



境内にスポーツカーが止まっていた。何か絵になる。



銀閣寺参道には銀閣寺垣が続く。
この参道に来ると着いたと実感する。



五葉の松と砂盛。これを見るとわくわくする。



銀閣寺、正式名称「慈照寺」観音殿。
室町幕府8代将軍足利義政が建立。



銀沙灘といわれる砂盛がすばらしい。左奥が本堂、右奥が東求堂である。



この厚みのある砂盛、幾何学的模様、この迫力がたまらない。



古びた観音殿と幾何学的模様の銀沙灘の組み合わせが心躍らせる。



錦鏡池の対岸から観音殿を臨む。



境内の小高い丘を一周できる。ここの紅葉もきれいだ。



丘の上から観音殿と銀沙灘を見下ろす。



出口近く、最後にもう一度観音殿を収めておく。



参道には土産物店も多い。何か懐かしい雰囲気だ。



見学を終え駅近くの豆腐専門店へ。
懐石料理風に次々に料理が運ばれ、
最後は目の前で抹茶を入れてくれた。
京都2日目も終了。
次回は東福寺と祇園八坂神社周辺です。
ただし師走ですので、もしかしたら掲示は年を越すかもしれません。



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