京都③東福寺・八坂神社・祇園界隈
(2019/12/4撮影)


 年末年始は雑用に追われ、写真の整理が遅くなってしまった。京都旅行3日目、JRで東福寺駅へ。そこから徒歩約10分で東福寺だ。紅葉の名所であるが、さすがに12月になると色褪せてくる。そののち京阪本線で祇園四条駅へ。ここから祇園、八坂神社周辺をひたすら歩きまわる。特に祇園界隈は今回初めて訪れるところだ。古い町並みが整備され保存されている地区があるらしい。京都らしい町の風情を味わいたいと思ったのである。街歩きは楽しいものだ。ちょっと休憩に立ち寄ったカフェで旅行の話などをするのも気が休まる。3日目の京都をどうぞご覧ください。




臥雲橋から通天橋を眺める。さすがに色あせて見える。



日下門を目指し歩いていくと、すばらしい紅葉に出会う。



門をくぐると本堂が目に入る。東福寺、紅葉もまだ残っている。



通天橋を目指し紅葉の中を歩いていく。



通天橋が見えてきた。すばらしい紅葉だ。



通天橋の手前、ここからすばらしい紅葉が続く。



通天橋はまさに紅葉に包まれている。



通天橋では皆が写真撮影に夢中だ。



橋の内部からはこのような絶景が目に飛び込んでくる。



先ほど通ってきた臥雲橋を眺める。



本坊庭園南庭、枯山水が見事だ。



日差しが温かく、座ると立ち上がれなくなる。



広い廊下と枯山水庭園、なんと贅沢なことか。



本坊庭園北庭、苔と敷石の市松模様が美しい。



本堂の内部をのぞき込む。本尊釈迦三尊像が安置されている。



三門を脇から撮影、スケールの大きさに圧倒される。



三門を対峙して撮る。応永2年(1425年)足利義持が再建。
現存する禅寺の三門として最古・最大である。



東司(とうす)。日本最大最古の禅宗式東司(便所)の遺構。



中を覗くと壺が埋められている。まさにトイレだ。



臥雲橋を渡って帰路へ。紅葉が別れを告げる。



駅への途中、見事な紅葉が続く。シャッターを切るのが少し遅れた。



四条大橋にある南座である。



吉例顔見世興行が始まり「まねき」が並ぶ。これを見たかった。



中を覗きたいという誘惑にかられる。



東に向かって歩くと、ビルの合間に仲源寺というお寺に出会う。
目疾(めやみ)地蔵とも称されて眼病に霊験があるとして信仰されているようだ。



祇園花見小路通に入る。あの有名な「一力亭」である。壁の色が目を引く。



ここは最近舞妓さんを追いかける撮影が問題になっている。
私道は撮影禁止だが、この通りは公道で撮影できる。



京都らしい建物にポスターがなぜか似合う。



修学旅行生も多い。いろいろな観光客が混ざっているのは京都の良いところだと思う。



「祇をん豆寅」、暖簾や額がおしゃれだ。



北へ向かい巽橋方面へ。右下は火除け地蔵である。祇園の雰囲気が出てくる。



辰巳大明神。小さな神社だが存在感がある。



朱色の玉垣が目を引く。中には有名芸能人の名前もあった。



白川は小さな川だが、何か気持ちを落ち着かせる雰囲気がある。



重要伝統的建造物保存地区「祇園新橋」である。
この人はバインダーに挟んだ資料を見ながら建物を調査しているように感じた。
大学の研究者かと勝手に想像する。



家と塀がほぼ一体になっており、そこに木が生えている。



保存地区にも町内会の掲示板があるようだ。
玄関には良く読めないが、○○の子孫也とある。



石畳の両側に伝統的な町屋が並ぶ。電柱も似合っているように感じる。



歩き疲れたのでここのカフェで一休み。
店の若女将と旅行の話で盛り上がる。
これも歳のせいか、若い頃にはあまりなかったような気がする。



おしゃれでしょう。疲れが取れた。



知恩院へ。寄るつもりはなかったのだが、あまりに大きい門にひかれて立ち寄った。



なんと大きな三門であろうか。二代将軍徳川秀忠が寄進、元和7年(1621年)建造。
日本三大門の一つだそうだ。東福寺三門は高さ22m余り、知恩院三門は高さ24mである。



八坂神社西楼門。全国にある八坂神社約2,300社の総本社である。



楼門から四条通りを眺める。なんとも京都らしい雰囲気だ。



こちらは南楼門。和服姿の女性が目立つ。



舞殿(ぶでん)、ここで結婚式も行われるようだ。



本殿。1654年徳川4代将軍家綱により再建されたものだ。



下河原通を南へ。ちりめん山椒で有名な「やよい」である。



石塀小路は実に興味深い路地である。
ただし路地内はすべて撮影禁止。
ここで生活している人がいるのだから仕方がない。



人力車がやってきた。古い町並みによく似合う。



八坂の塔である。五重塔と坂道の組み合わせは抜群である。



八坂庚申堂(金剛寺)。和服との相性抜群でSNS映えするという。



両側に連なっているのは「くくり猿」。猿が手足をくくられて動けない姿を表している。
くくり猿に願いをかけて欲をひとつ我慢すると、願いを叶えてくれるそうだ。



とにかく女性が多い。はたして願いは叶うのか。



取り付けるのに苦戦しているようだ。



皆さん後ろを向いて写真を撮る。
くくり猿と和服の相性を収めたいのであろう。



八坂通周辺は実に面白い。



こんな薄気味悪いものを売っているお店もあった。



古い町並みにいろいろな国の人が行き交う。これも京都の良さではないか。



結婚式の前撮りであろうか。
五重塔と番傘がいいではないか。



こういうのは何となく写したくなる。



東大路通を渡り安井金比羅宮へ。
悪縁を切り良縁を結ぶ神社として有名だそうだ。



願いを書いた形代を持って下の穴をくぐるそうだ。
形代が張られた景観は実に面白い。
京都3日目もここで終了、残すはあと一日だ。
まだまだ知らない京都がたくさんある。



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