日光二社一寺周辺散策
(2019/11/6撮影)
天気も良いし、そろそろ紅葉の時季と考え出かけることにした。どこへ行くかいろいろ迷ったが、その日の朝日光に決めた。PCのサイト情報によれば二社一寺周辺は見頃になっていた。ところが今年は暖かったせいか、まだ紅葉はほとんどしていなかった。日光はよく行くところであるが、中禅寺湖周辺の奥日光がほとんどである。二社一寺周辺はしばらくぶりで、紅葉がなくてもいろいろ楽しめた。もちろん少しだけでも紅葉しているところはしっかり撮ってきた。秋の日光をどうぞご覧ください。
輪王寺門の中から紅葉を覗き見る。
輪王寺三仏堂の脇ではわずかに紅葉していた。
修学旅行生と思われる集団が通る。
大護摩堂の脇ではモミジが真っ赤に染まっていた。
燈篭の背後に紅葉を入れてみる。
東照宮の鳥居、大権現にちょうど光が当たっていた。
五重塔を写す人、こういうのを撮りたくなる。
二荒山神社の楼門。昭和53年建立の木造入母屋造。
御朱印受付所は最近人気だ。菊の花がかわいい。
昭和52年建立の神門、入口にたくさんのおみくじが並ぶ。
金谷ホテル歴史館。約400年前の武家屋敷で、ここで金谷善一郎が生まれた。
金谷は明治6年(1873年)外国人専用の宿「金谷カテッジイン」を開業した。
田母沢御用邸お休み処、赤い番傘が素敵だ。
紅葉はまだ早いが、斜光が秋を感じさせる。
浄光寺。1200年の歴史があり、寛永17年(1640年)に当地に移された。
憾満親地蔵御首。明治35年(1902年)の大谷川の大洪水で
流失した地蔵を地元の人がみつけ安置した。
鐘楼の奥にわずかに紅葉したモミジをみつけた。
大谷川は場所によってずいぶん雰囲気を変える。この辺はいい感じだ。
慈雲寺山門。承応3年(1654年)晃海大僧正が創建。明治35年の洪水で本堂は流失した。
ここには無数の地蔵が並んでいる。そしてここは西洋系の外国人が多く訪れる。
慈眼大師天海の弟子約100名により寄進された。
敬意を払い対峙して撮っておく。
明治35年の大洪水で流されたものも多く、
このように首が取れてしまったものもある。
並び地蔵、化け地蔵ともいわれる。
地蔵の数が数えるたびに違うためこう呼ばれるらしい。
それにしてもこの風景には圧倒される。
憾満ヶ淵から神橋付近へ戻ってきた。
神橋への入場口、ずいぶん立派な建物ができてしまった。
おみくじの間から神橋を眺める。秋の日差しが美しい。
今回は紅葉としては少し物足りなかったが、門や鳥居などよく見ると新しい発見もあった。
憾満ヶ淵は前回友人に連れられて初めて行った。5年位前になるか。
今回は一人で歩き、改めてそのすごさを実感した。
日光はやはり奥深い。