白河小峰城・南湖公園
(2019/5/13撮影)
最近城好きに人気の小峰城に行ってきた。以前から気になっていたがなかなか機会に恵まれず、ようやく訪れることができた。東日本大震災の影響で石垣が崩れたりしたが、現在はほぼ修復も終わっている。実際に行ってみてなぜ人気があるのか良く理解できた。城を取り巻く石垣の規模はすばらしいものがある。これほどすばらしいお城がこんなに近くにあるとは思わなかった。そしてついでなので南湖公園に行ってみた。1801年、藩主松平定信により築造された日本最古の公園である。水辺の新緑がきれいで、この日は天気にも恵まれ、暑くもなく寒くもなく風がさわやかで気持ちが良かった。
城の南側、二の丸跡は公園になっている。
目の前に大きな石垣が現れる。これは期待が膨らむ。
石垣の上には大きな木が茂っている。新緑がきれいだ。
城を取り囲むお堀はかなり大きい。
城内に入るとなだらかな広い坂道が続く。右側に新たな石垣が見えてきた。
ほぼ垂直に近い石垣、精巧に作られている。
本丸に続く階段脇の石垣を切り取る。
上まで登ると石垣の構造を見ることができる。これはすばらしい。
江戸時代の石垣の向こうに電波塔が見える。
大震災の修復も終わり立派な石垣がよみがえった。
敬意を払い対峙して撮っておく。
規模、デザイン、精巧な作り、どれを見ても一級品だ。
前御門(平成6年復元)と三重櫓(平成3年復元)。
いずれも当時の資料に基づき忠実に復元されている。
天守ではなく三重櫓である。
江戸時代以降幕府が天守の建築を認めなかったことによる。
手前の広場が本丸御殿のあった場所。その北東に三重櫓がある。
実質的に天守を意味する三重櫓は実にきれいだ。
階段を昇ると櫓の入口がある。中に入ることもできる。
正面右側に櫓の入口がある。左はおとめ桜と思われる。
前御門近くから櫓を見上げる。実に美しい。
ちょっと離れた石垣の上から櫓を覗いてみる。
更に外に出てお堀を一周し、城の北側から櫓を眺める。
どこから見てもこのお城(櫓)は美しい。
ところ変わって南湖公園にやってきた。何か懐かしい雰囲気だ。
那須で有名なショウゾウカフェだ。まだ店は建築途中のようだ。
松平定信が建てた茶室「共楽亭」、風情がある。
南湖神社境内。人がいない。
絵馬を見るとつい読みたくなる。
新しい時代を祝福する。
日本庭園「翠楽苑」前の広場。ここまでは無料だ。
新緑がきれいで気持ちが良い。
小さな池があり、水鏡になって輝いていた。
南湖周辺を下校途中の高校生が散歩する。
こんな所で高校生活を送りたかった。
休憩所もある。近所の人の散歩にはうってつけだ。
季節も良かったのだろうが、小峰城・南湖公園とも実に良かった。
また機会があったら行ってみたいところだ。