北海道旅行Ⅰ・函館
(2019/7/2~4撮影)


 北海道への旅行は4回目である。最初は学生時代、北海道周遊切符で2週間急行が乗り放題であった。ただ当てもなく安宿を転々とし、名も知れぬ漁村などを散策した記憶がある。2回目は25年位前になろうか、仕事の関係で札幌を訪れた。会議等で忙しかったが、わずかな時間で訪れた小樽の夜景がきれいだった。そして3回目は7年前のことである。妻と二人で東北道を北上し、フェリーで函館に行った。このときは函館だけをゆっくり見学し戻ってきた。いつかまた北海道を訪れてみたいと思ったものである。そして今年念願かなってまた北海道を訪れることができた。今回もマイカーで行くことにした。なにせ時間はあるので、荷物を積み込んでゆっくり廻りたいと思ったのである。実際車で廻って、なるほど北海道は広いと実感した。そして過去にも経験したように、北海道の人は実に優しい。必ずしも豊かとは言えぬ北の大地で過ごすことで、逆に気持ちの余裕が生まれるのであろうか。今回は函館を中心に紹介する。次回以降地域を区切って少しずつ紹介したいと思う。是非ご覧下さい。




フェリーの時間の関係で青森に泊まる。
町中を散策すると気になる外壁があった。
高齢者向けの会員制ホテルのようだ。
いずれこういうところにお世話になることもあるのか。



フェリーはビューシートを予約。リクライニング付で実に快適であった。



トラピスチヌ修道院。明治31年フランスから派遣された8名の修道女によって創立された。
内部を見学できないのは残念であった。



函館駅待合室。新幹線が開通したためか、随分きれいになったように感じた。



函館山からの夜景、とにかくものすごい人である。19:36



7年前は霧で何も見えなかった。今回は人の頭が邪魔してなかなか撮れない。19:42



完全に日が落ち夜の雰囲気がでてくる。19:48



ロープウェイ山麓駅の裏側に公園がある。ここからの景色もなかなかだ。19:57



ロープウェイで戻ろうと建物の中に入ると、窓越しに夜景が飛び込んできた。
この迫力はものすごい。4Kや8Kの大画面をはるかにしのぐ。20:10



カトリック元町教会。裏側には元町白百合幼稚園がある。



大正13年に再建された高さ33mの尖塔はどこからもよく見える。



チャチャ登り。チャチャとはアイヌ語でおじいさんのことである。
腰をかがめて登る様がおじいさんの歩く姿に似ていることからついたらしい。



日本聖公会函館聖ヨハネ教会。
建物は昭和54年に完成した近代的なデザインのものである。



函館ハリストス正教会。建物は大正5年に再建されたものだ。



遺愛幼稚園。明治28年創立、現在の建物は大正2年に再建されたものだ。
函館では大火が繰り返されていたことが良くわかる。



八幡坂。函館にあるいくつもの坂の中で最も美しいと言われている。
函館港まで真っ直ぐ繋がっているのがすばらしい。



この坂ではみなさん記念写真を撮っていく。



こちらは中学校の修学旅行か。何を見ても興味津々だ。



こんなものを発見。昆布はなかったが何かいいねえ。



こちらは雑貨店。ペンキのはがれた2色の洋風建築が実にいい。



旧北海道庁函館支庁庁舎。
明治42年建造、巨大な4本の柱が特徴である。



幕府直轄時には箱館奉行が置かれていた元町公園。
奥に見えるのが函館山だ。雲がかかり夜景は見えないだろう。



廃校になった学校を発見、おそらく高校と思われる。
かつては全国有数の規模であった函館市も人口減に悩む。



現存する函館最古の寺、高龍寺。山門は明治42~44年に建築されたものだ。



歴史のある建物に気が引き締まる。



外国人墓地。必ずしも外国人だけでなく、キリスト教徒である日本人の墓も多い。



ロシア人墓地である。



函館市旧イギリス領事館。どことなく横浜山手西洋館のイギリス館に似ている。



北海道の豪商相馬哲平が明治41年に建てた旧相馬邸。
和風建築と洋館が繋がっているところがおもしろい。



函館駅前。こういう工事現場はつい目がとまってしまう。



金森赤レンガ倉庫。ここベイエリアは函館最大の観光地だ。



奥に見えるのが函館山。夜景にはこのベイエリアが写っている。



人力車の俥夫がスマホに夢中だ。



倉庫が並ぶ定番の撮影スポット。とりあえず撮っておく。



倉庫に囲まれた裏通り。レトロな感じが漂う。



倉庫街を歩く学生達。銅像が邪魔だ。



連絡橋の上で記念撮影をしている。もう少し中央で撮ってほしかった。



白い倉庫の扉は印象的だ。中は輝いて童話の世界のようだ。



赤レンガに街灯、プリウス、おしゃれだ。



倉庫の内部は休憩所もたくさんある。ここで少し一休み。



函館ビアホールではドイツ人と思われる夫妻が酒を交わす。



函館オルゴール堂。7年前にもお土産を買ったことを思い出す。



派手な広告が目につく。とにかく外国人観光客が多い。



レトロな赤レンガはどことなく絵になる。



はこだて明治館。明治44年に函館郵便局として建てられたものだ。
北海道の南の玄関口函館。今回は2回目の訪問であったが実に良かった。
ちょっと遠いが新幹線でも行けるので、また行ってみたいと思う。
実はこのレンガ倉庫で小学生から手紙をもらった。
秋田の小学生で地元の紹介文が書いてあった。今でも大切に保存している。
これもまた旅の楽しみだ。
次回は札幌を紹介したいと思う。



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