北海道旅行Ⅲ・小樽
(2019/7/7撮影)


 小樽は25年ほど前の2回目の北海道旅行で、短時間ではあるが訪れたことがある。実はそれまで小樽という観光地の存在をほとんど知らなかった。小樽運河が再整備され現在のようになったのは昭和61年のようである。当然1回目の旅行のときは何もなかったことになる。前回小樽を訪問しその魅力にはまり、いつかまた行ってみたいと思いつつ25年が過ぎてしまった。今回はゆっくりと町中を散策し、うまいものを食べ、更に夜景も撮りたかったのでホテルにチェックイン後再度出かけた。やはり小樽はおもしろい。また違った季節にでも行ってみたいと思ったのだが、なかなか遠くて難しい。そんな小樽の景色をどうぞご覧下さい。




浅草橋街園から小樽運河を望む。
この運河は内陸を掘り込んだものでなく、
海岸を埋め立てることによってできたものである。



運河をクルーズ船が走る。



昔の倉庫がそのまま観光施設として活かされている。



浅草橋街園にある観光案内所。いつもは観光客であふれている。



古い倉庫も今では立派な食堂だ。



町中には小さな蔵を利用したお店がたくさんある。うだつも上がってます。



いきなり数台の人力車が目の前を通る。慌ててシャッターを切る。



北のウォール街の中心地、色内交差点。
旧北海道拓殖銀行小樽支店、現在は似鳥美術館だ。



その向かいは小樽郵便局。平成6年に新築されたが、
周囲の景観との調和を図るためクラシカルなデザインが採用されている。


似鳥美術館の対角線上にあるのが旧第一銀行小樽支店。
現在は洋服工場として活用されている。



小樽郵便局の対角線上にあるのが旧三菱銀行小樽支店。
現在は小樽運河ターミナルになっており、土産店も入っている。



この交差点近くで虹を見つけた。
実は大きなプリズムが置かれていて路面に虹が現れるようになっている。



堺町通りを歩くとカラフルな景色が現れた。



染織アトリエだそうだ。古風な建物に似合い実に美しい。



古い蔵を利用したお店は趣がある。



小樽浪漫館。アクセサリーと雑貨の店だ。



圧く重い白い扉が目を引く。



旧第百十三国立銀行小樽支店、窓の格子に銀行の面影が。



旧北海穀物(株)、木材の骨組みの外側に軟石を積んだ木骨石造構造である。



蝦夷屋、この和風の古い建物が何か魅力的だ。



旧久保商店、小間物雑貨卸をしていた。
母屋から蔵まで一体に続いている。



古い石造りの蔵と派手な広告がなぜか似合う。



北一ヴェネツィア美術館。ヴェネツィアの中世の宮殿を再現した美術館。
ヴェネツィアガラス3千点などが展示されている。



ちんどん屋さんが現れた。



別角度からもう一枚、実に真面目だ。



小樽駅前に移動。駅広場からやや上に上がったところに三角市場がある。



市場の中は海産物でいっぱい、人もいっぱい。



滝波商店直営北のどんぶり屋はすごいにぎわいだ。
1時間待ってようやく海鮮丼にありつけた。実にうまかった。



蔵を利用した歯医者さんもあった。



蔵とツタが良く似合っている。



このツタは建物1軒をすべて覆っている。



堺町通りに戻る。なぜか気になる蝦夷屋。
2度も写し、しかもセレクトしている。



圧倒的存在の北一硝子。



運河倉庫へ。小樽ビールのビアパブだ。



北海道最初の鉄道、旧手宮線。
現在は線路だけが残され、自由に記念写真などを撮ることができる。



子供達が自由に線路内で遊ぶ。



アーケード街にある1954年創業のビアホールニュー三幸。
ソウルフードのあんかけ焼きそばをいただく。



出抜小路の入口をやっと見つけた。
実は裏口から入り迷っていた。



小樽運河に日が落ちてきた。
ナイトクルージングもやっている。



街灯が運河に光る。クルーズ船は満員だ。



徐々に空の色も濃くなってくる。



右側が浅草橋。倉庫がいい雰囲気になってきた。



小樽ビールのテラスだ。暗闇の中、話しにふける。



運河に写った窓明かりも素敵だ。



倉庫の中はレストランか?会話が聞こえてきそうだ。



すっかり日が落ちた。運河が輝きを増していく。



ナイトクルージングはこれからが本番だ。次々に客が乗る。



小樽運河は昼も夜も楽しめる。
念願の小樽観光を十分楽しむことができた。
夜間の高感度撮影のすごさにもびっくり。
むしろきれいすぎて夜らしい雰囲気を出すのに苦労した。
さて次回は美瑛・富良野です。
美しい北海道の自然をどうぞご覧下さい。



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