芳賀天満宮散策
(2020/3/11撮影)
芳賀天満宮を訪れるのは3度目である。今まで梅を見たくて訪れていたが、調べると歴史のある面白そうな神社なので今回は別の観点から見てみた。鎌倉時代の貞永2年(1233年)創立の歴史ある神社だ。車で30分ほどで行くことができ、気分転換の散策にはちょうど良い。もちろん梅を見ることもできた。春の訪れを告げる神社の風景をどうぞご覧ください。
芳賀町の田園地域に隆起した丘がある。その丘の上に神社が鎮座している。
天満宮に通じる階段は現在修復中である。
夫婦と思われる地元の業者が工事をしていた。
階段前を右側のほうへ迂回し、坂道を上がると駐車場に辿り着く。
ここでは梅が満開だ。
鳥居から参道そして本殿へとまっすぐにつながる。
参道には大絵馬が飾られていた。
芳賀町立芳賀中学校アート部によるもので、今年で12年目だ。
十二支すべてがそろったのを記念して展示しているようだ。
手水舎の天井付近にかわいい案内板があった。
本殿は清潔感のある美しい建物だ。
両脇に今年の大絵馬が展示されている。
せっかくなので大きく写しておこう。
迫力と動きのあるいい絵馬だ。
本殿の裏側にもいくつもの神社がある。
ホームページには上神社、豊国稲荷神社、八坂神社、寄木神社、稲荷神社、薬王神社、
山神社、琴平神社、道祖神社、金比羅神社、浅間神社、大始神社の12社と書かれている。
説明がないのでどれがどれだかわからない。
これもその一つであろう。いずれもきれいに整備されている。
もちろんおみくじもある。後ろの板ガラスが素敵だ。
本殿右上に天狗も飾られている。
なかなか立派なものだ。
合格祈願の絵馬と細長い合格御礼の絵馬が所狭しと飾られていた。
神社社務所は時代を感じさせるいい建物だ。奥には紅梅が美しい。
この縁側は昔の祖母の家を思い出させる。
1本で様々な花色を咲かす「思いのまま」。
遅咲きのこの梅も今年は終わりに近い。
ここのミツマタは見事な咲きっぷりだ。
ミツマタも接写してみるとまた見方が変わってくる。
紅梅の枝には手作りのカンテラ、ランタン?がつるされていた。
この日はちょうど公立高校の合格発表日であった。
合格の御礼参りに来たのであろう。
こんな日常がうれしいことではないか。
こちらも御礼参りのようだ。絵馬の中に知り合いを探しているのか。
天神様のお使い願掛け撫で牛。
御祭神菅原道真公が牛との関わりが深いことから信仰されているようだ。
3度目の訪問で初めて東側の階段を見た。12社も初めてだ。
なかなか遠出や人ごみに行くのが億劫だが、近くにもいいところがたくさんあるものだ。
この機会に近くの知らないところをいろいろ探していければと思う。