奥日光散策
(2020/6/2撮影)


 緊急事態宣言も解除になり、しばらくぶりに市外への撮影に出かけた。そうはいっても警戒を緩めるわけにはいかない。屋外で人が密集しないところはと考え、奥日光に行くことにした。白河以来約2カ月ぶりである。龍頭の滝から湯ノ湖へ、そして大使館別荘などを回ってきた。天気も良く実に気分は良かったが、観光客は極めて少ない。車のナンバーを見ると県内が多いが、結構首都圏からも来ている。やはり気を緩めずに適当に距離を保つよう心掛けた。また年のせいかこのところ肩から首にかけて凝りがひどく、この日も別荘からの帰りは下を向きながら痛みに耐えた。なかなか思うようにはいかないものである。とにかくいろいろ工夫しながらやっていくしかない。




龍頭の滝、ツツジにはちょっと早かったようだ。右下にわずかにピンクが見られる。



龍頭の茶屋はお客さんが皆無だ。



こんなものがあったのだと撮っておく。



龍頭観音の裏手では、トウゴクミツバツツジが満開であった。



滝に沿って階段を上がっていく。まだやはり早いようだ。



わずかな花を見つけ撮っておく。やはりいいものだ。



こちらはシロヤシオ、純白が気持ちよい。



階段も整備されたようだ。人はいないが。



中禅寺湖が見えた。湖とツツジを一緒に収めておく。



湯ノ湖に来た。いつもならば釣り人がいるのだが、釣り船もまだ営業していないようだ。



青い空に白樺が映える。



釣り船の甲羅干しか。ブロックを積んだだけの簡素なものだ。
今まで気が付かなかった。ぼーっと生きてんじゃねえよ!と言われそうだ。



コロナ騒ぎの中で、こんな風景は癒される。



新緑が美しく空もきれいだ。のんびりしたこんな風景が良い。



湯滝付近から見る湯ノ湖はまた違って見える。水鏡がきれいだ。



湯滝に流れ込む辺りは流木が多い。ちょっと神秘的だ。



湯滝は豪快な滝だ。新緑の中で輝く。
このあと戦場ヶ原で良く行くお店に寄ったが、レストランは営業していなかった。
それでもお店の人は親切で、ついお土産を買ってしまった。
日光も大変だろうが何とか頑張ってほしい。



歌ヶ浜から大使館別荘に通じる道には誰もいない。こんなことは珍しい。



英国大使館別荘、新緑に覆われて美しい。



前庭から室内を撮影、英国外交官アーネスト・サトウの資料が置いてある。



イタリア大使館別荘、杉の皮の外壁が美しい。



前庭にスイセンが咲いていた。町中で見るスイセンよりもきれいに見える。



中禅寺湖に八丁出島、ここからの眺めは最高だ。



空を見上げると青空がきれいだ。白樺が良く似合う。



国際避暑地歴史館、新緑の中で静かに佇んでいる。
やはり日光は良い、気持ちが落ち着く。
人がいない静かな日光も良いが、ここで生活している人は大変であろう。
早く賑わいを取り戻し元気になってほしい。
コロナが完全に収束することを願うばかりである。



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