矢板沢観音寺・ハス
(2020/7/17撮影)
7月になりハスの時季だと思いつつなかなか出かけられず、やっとこの日撮影に出かけた。古河総合公園やつがの里などを考えたが、矢板市の沢観音寺でハスが咲いているという情報を得て、どうせならば今まで行ったことがないところが良いと思いここにした。沢観音寺は下野三十三札所巡りの八番札所である。蓮池は道路沿いにありちょうど見頃であった。今回はしばらくぶりにFの望遠ズームも使ってみた。望遠もいいがとにかく重い。早くZの望遠が欲しい。それでは美しいハスと古刹をどうぞご覧ください。
白に淡いピンクの輪郭、きれいである。
道路沿いに蓮池があり、車からもハスを確認できる。
ピンクのハスも美しい。ちょうど見頃である。
定番の写し方で。ハスは絵になる。
ハスの葉にたまった水も魅力的だ。
落ちた花弁、これもつい撮ってしまう。
こちらはすでに閉じ始めたものか。ハスの開花は朝早い。
蓮池全体を撮っておく。農村地域の道路沿いだ。
これはもう時期を過ぎてしまったが、八重咲きのハスであろうか。
蓮池に観音様がいた。
周辺をぼかし印象的に。
真っ白なハスも素敵だ。
透過光で見るのも良い。
アクセントに前ボケやつぼみを入れてみる。
近所の人が見学に訪れたようだ。
白いハスは清楚な感じだ。
一部分をアップで撮ってみる。
葉の間から覗いている。
今が見頃のハスもやがて花弁は落ち茎のみに。
人生を重ね合わせる。
せっかくなので沢観音寺を巡ってみる。
入口には仁王像が立っていた。
七福神がいた。
「摩尼車(まにぐるま)」
手で回すと経典を一巻お唱えするのと同じ功徳があるといわれている。
本堂である。屋根は新しく拭き替えたものか。
鐘楼。柱の基礎が石でできている。
千手千眼堂。ここに本尊、県文化財の千手観音がある。鎌倉時代の作である。
これは諏訪神社の御柱と同じようなものか。
「六道能化(ろくどうのうげ)」
六道の巷に現れて衆生を教化し救う地蔵菩薩である。
片隅には古いお墓と思われるものが草に埋もれていた。
お地蔵様、どれもかなり古いように思われる。
大慈母澤観音、三十三尺お避魔事(ひまじ)とある。
世界平和、家内安全などを願って建てたもののようだ。
今回初めての訪問による撮影は実に楽しかった。
今年は天気が悪く撮影にはあいにくの日が続くが、機会を見てまた撮影をしていきたい。
新型コロナの感染者も増えているが、一刻も早く収束することを願っている。