高根沢探訪
(2021/8/20撮影)
今回は隣町、高根沢町の撮影に出かけた。高根沢町は通過することはあってもほとんど立ち寄ったこともない。そんな中よく耳にする安住神社や元気アップ村、そして烏山線の各駅が気になり撮影に出かけた。高根沢町は典型的な農村地帯で、おそらく町の大部分が畑や田んぼではないかと思われる。そんな中でも頑張っている施設もあるものだ。平日でもあり人はほとんどおらず安心して撮影をすることができた。地方の農村地帯の様子を少しだけ紹介できればと思う。
◇安住神社
安住神社駐車場。中央に大きなヘリポートがある。
この神社はヘリコプターフライト体験ができるのだ。
創祀1090年記念事業として建立した「明神鳥居」。関東一を誇る大鳥居だそうだ。
田んぼに囲まれた中にあり、周辺の道路も車1台がやっと通れる狭さだ。
平成2年に建立された神門。左右に狛犬が設置されている。
北村西望氏作のブロンズ金箔狛犬。
拝殿、この奥に本殿がある。
本殿は江戸時代中期の作、県指定文化財になっている。
社務所は一般的なものだ。
子宝神社があった。といっても祠はない。
右奥に男根が飾ってある。
天満宮である。
生子(うきこ)神社。
神楽殿は使われていないのか。絵馬と看板に隠れている。
ここはバイク神社として有名だ。
とにかく派手な神社で、こうしないと地方の神社はやっていけないのか。
記念写真を掲示したこんなコーナーもあった。
中でも一番目を引いた写真はこれだ。
さて次に移ろう。
◇道の駅たかねざわ元気あっぷむら
本館である。1階に温泉、2階にレストランがある。
本館向かい側にあるトレーラーハウス「Carnival」。
ホットドッグがうまそうだ。
わんぱく広場。子供たちが遊ぶ場所も用意されている。
妖精たちの森。別荘スタイルの宿泊施設だ。
他にトレーラーハウスを利用した宿泊施設もあるらしいが、果たしてどの程度使われているのか。
右側は情報館。高根沢町の歴史や観光の情報を発信している。
左は・・・トイレ。
本館2階のレストラン。客は私以外1人もいなかった。
背中側には和室の席もある。
2階から1階を見下ろす。吹き抜けになっている。
右奥にある温泉を出た後ここで寛ぐのであろう。
2階から外庭を見下ろす。左の建物はイタリアンレストランカンパーニャ。
中央はあのホットドッグ屋さんだ。
◇烏山線宝積寺駅
JR宝積寺駅。烏山線の起点駅である。
2007年にできた東口、ちょっ蔵広場だ。
ちょっ蔵広場のちょっ蔵食堂、名前がかわいい。
東口階段。斬新なデザインだ。
ちょっ蔵広場と駅舎は、隈研吾建築設計事務所により設計された。
東西を結ぶ2階の通路。高根沢町とは思えない。
改札口。東北本線と烏山線が走る。
なお烏山線は宇都宮駅始発で、宝積寺駅で分岐する。
2階通路から線路を見下ろす。この先が宇都宮方面だ。
西口にきた。かつてはここに集合して良く撮影会に出かけた。
新しい駅舎になってからは初めて来た。駅前のコンビニは廃業になっていた。
再び東口、ちょっ蔵ホールだ。イベントやライブなどにも使われているようだ。
高根沢町商工会館。大谷石の建物は何かおしゃれだ。
◇烏山線小塙駅
小塙駅に向かう途中で荒川の森田橋を渡る。車1台がやっと通れる狭い橋だ。
小塙駅である。駅舎もない無人駅で、あまりに殺風景なので踏切の一部を入れた。
烏山線の駅の中でも最も秘境の駅という感じだ。
ホームから周辺を見渡すが田んぼのみだ。
宝積寺以外の烏山線7駅に七福神が割り当てられている。
小塙駅は恵比寿神だ。
列車確認のミラーに写るのも田んぼのみ。
駅に通じる道はあぜ道のようなもので、車1台通るのも難しい。
◇烏山線大金駅
「大金」という縁起の良い名前で一時人気が出た。
七福神は大黒天だ。2014年に新しい駅舎になった。
駅前のナスカラ市場。観光情報施設兼お土産屋さんといったところだ。
ナスカラとは那須烏山市のことだろう。
駅舎はあっても無人駅だ。ホームから線路を見るとここだけは複線になっているようだ。
駅前には大金神社があった。
縁起の良い名前から人気が出て、平成5年にJRにより作られたようだ。
最初は烏山線の各駅を撮影しようと思ったが、どれも無人駅で変わり映えしない。
そこで最も秘境の駅っぽい小塙駅と縁起の良い大金駅を撮ってみた。
なお、両駅とも高根沢町ではなく那須烏山市である。