佐原散策
(2022/10/19撮影)
千葉県香取市佐原へ行ってきた。水郷の町佐原は以前から気になっていたが、なかなか行く機会がなかった。今回ようやくコロナも少し収まってきて、天気も良かったので思い切って出かけた。天気は曇りであったが、暑くも寒くもなく撮影にはちょうど良かった。小野川沿いの古い町並みは実にきれいだ。まさに小江戸の風情を感じる。佐原の美しい町並みをどうぞご覧ください。
伊能忠敬記念館の裏手に一等水準点がある。
測量の先駆者伊能忠敬ゆかりの地へ設置したものだ。
伊能忠敬が用いた象限儀の複製。
これで星の高度を観測した。
ちょうど遊覧船が戻ってきた。栃木市にもあるが、こちらはエンジン付きだ。
この古い建物は、現在遊覧船の受付で利用されている。
小学生の一行がやってきた。課外学習であろうか。
古い蔵も残っている。扉は緑青であろうか。
県有形文化財の中村屋商店。現在はカフェをやっているが、値段を見てちょっとためらう。
これらの建物も県有形文化財のようだ。
古本屋なのだろうか、束ねられた古書に興味がわき撮っておく。
ここはレコード屋さん。古いレコードを販売している。
何か懐かしい荒物店。多くの客が入っていた。
右は中村屋乾物店、有形文化財だ。そして左の店で一休み。
わらび餅と抹茶をいただく。
有形文化財の三菱館。町並み交流館とつながっている。
ガラスに映った青空を収めておく。
カラフルな傘が絵になる。もう少し天気が良ければと思ってしまう。
蔵の雑貨店のウサギが気になる。
なかなかおもしろい組み合わせだ。
小野川にはこのような階段が今も残っている。
正上も有形文化財だ。小野川と古い町並みが実に合っている。
赤いポストが町並みに合っている。この近辺のポストはすべてこの形だ。
川沿いにこのような置物がたくさんあった。
見ていて楽しい。
建物は道路沿いだけ古い仕様で、奥は現代的な造りになっている。
このような建物をいくつか見かけたが、これも知恵であると思う。
町全体が小江戸の雰囲気を残そうと努力しているのが良くわかる。
小学生の帰宅時間だ。こんなところで育つ子供がうらやましい。
遊覧船が通りかかった。かなり頻繁に運航している。
こちらはフランス料理店。
ちょっと食べてみたい気もしたが、夕食は鰻にした。
伊能忠敬旧宅。庭の中を農業用水路が流れている。
小野川の上流から用水路を引き実にうまく使っている。
旧宅の内部から小野川沿いを撮っておく。
樋橋(とよはし)、別名ジャージャー橋。
灌漑用水を東岸から西岸に送るため、樋を作り架けられたもの。
元々は人を渡すために作られたものでなく、後に手摺を付け渡れるようになった。
一時はコンクリート製になったようだが、平成4年に現在の橋になった。
時間をおいて、中央から水がジャージャー出てくる。
佐原と同じような町並として、川越や栃木市に良く行った。
川越は観光客が多くどこか落ち着かない。
栃木市は蔵が点在していて町全体の統一性に欠ける気がする。
その点佐原は実に良い。川沿いの風景も実に良かった。
また行きたい気もするが、やはりちょっと遠い気もする。