足利・鑁阿寺・織姫神社・大岩山毘沙門天
(2022/3/8撮影)


 少し時間が取れたので撮影に出かけた。この時季なので南の方へ行きたいと思い足利を思いついた。良く行く鑁阿寺と織姫神社、そして今回初めて大岩山毘沙門天に行った。たまたまテレビで紹介していたのを見て思いついたのである。足利市制100周年記念で市美術館で刀剣の展示等をやっていたこともあり、鑁阿寺や織姫神社は平日にしては観光客も多かった。大岩山は細い山道を上がったところにあり、歴史のあるお寺で実に面白かった。天気は午前中曇りで少しさ寒かったが、徐々に晴れてきて汗をかいてしまった。足利の町並みなどもあわせてどうぞご覧ください。




蔵と自転車の対比がおもしろく撮ってみた。



ここは何度も見ているはずだが、改めて興味を持ちカメラに収める。



鑁阿寺に通じるこの道は好きである。右下の和服がいい。



こんな小物屋もいい雰囲気だ。



楼門とおしゃれな車を一緒にパチリ。



歴史のある本堂はやっぱりいいものだ。



平日にもかかわらず参拝者が次々に訪れる。



多宝塔を背景に白梅を収める。



こちらは紅梅。背景は鎌倉時代に建立された鐘楼。



鑁阿寺周辺を散策。細長い建物とおしゃれな車に目が留まった。



地元の眼鏡屋に床屋、込み入った電線も何かいい。



蔵を利用した陶器屋さんだ。



さて場所を変え織姫神社へ来た。いつ見ても派手な感じだ。



社務所もきれいだ。おみくじもたくさんある。



恋人の聖地に認定されている織姫神社、愛の鐘である。



神社入口の鳥居。本殿から降りてきて撮影。




何と七色の鳥居である。令和を記念して建てられたようで、今回初めて見た。
赤、黄、緑、青、若草、朱、紫の七色で、それぞれに縁結びの意味がある。
6色しかないように見えるが、右上と左下は若草と緑で違う色である。



ここの絵馬は織姫で素敵だ。



愛むすび・愛の鍵もある。
鍵に名前を書くようだ。



本殿を背景に梅の花を撮っておく。



大岩山毘沙門天、正式名称は大岩山多聞院最勝寺。
日本三佛・関東最古の毘沙門天である。
この山門は8世紀ころの建立、1693年と2005年に改築している。
両脇に運慶作と伝わる金剛力士立像があったが、令和3年の山火事の影響で現在見ることができない。



おびんずるさまである。山門の中に置かれている。



宝永元年(1704年)建立の石段。
歪んではいるが、それが歴史を感じさせる。



毘沙門天本堂。
天平17年(745年)行基菩薩により開山され、翌年聖武天皇の勅願により建立された。
たびたび火災にあい、現在の建物は宝暦12年(1762年)の再建である。



ここの絵馬は蛇のようだ。



山王権現社。桃山時代の建築とされ、大岩山内で最も古い建築といわれる。
昭和52年に修復されている。



御神木。樹齢約600年、足利市内最大のスギである。



鐘楼。開山後建立されたが、太平洋戦争時に供出され戦後奉納されたものである。



鐘を突くこともできるようだ。



石造層塔。凝灰岩製の供養塔で鎌倉時代の作といわれる。



子種岩。大岩七石の一つ。大岩山というだけあってあちこちに岩がある。
大岩山に着いた頃にはすっかり天気も良くなった。
山道を歩くと汗をかいてくる。たまにはこれも気持ちが良いものだ。
さてもうすぐ桜の季節だ。今年もまたたくさんの桜を撮ることができればうれしい。



BACK