信州・松本散策
(2021/11/16撮影)
昨年11月、感染者が減ってきたので急遽出かけることにした。ちょっと調べてみたら、松本・諏訪ならば1泊すれば行けることがわかり天気予報を見てホテルを予約した。松本へ行くのは今回で3回目である。最初は学生時代、サークルの合宿でのことだ。この時は酒ばかり飲んでいて何を見たかさっぱり覚えていない。2回目は上高地に行く途中で、松本城や繩手通りを見学した。十数年前のことである。今回はお城はもちろん、町中を散策し地理も頭の中に入ってきた。信州の城下町松本は実に良いところだ。機会があればまた行きたいと思ってきた。大変遅くなったが、晩秋の松本をどうぞご覧ください。
国宝松本城。1593年ころの築城という。
南から対峙して撮っておく。石垣も素晴らしい。
右が大天守、左が乾小天守、手前の赤い橋が埋橋である。
修学旅行生か?やっと観光客も戻ってきた。
堀に写った逆さ松本城も撮っておく。
城内への入り口、二の門で高麗門である。平成元年に復元された。
石垣がすばらしい。戦国時代の石垣の特徴をよく表している。
黒門一の門である。昭和35年に復元されたようだ。
城内に入り大天守を臨む。左端が月見櫓だ。
いよいよ城の内部へ。小学生の後に続く。
城内から堀と埋橋を俯瞰する。
城内は暗いが窓は比較的大きい。
前回は真夏にきたが、すごく涼しかったことを覚えている。
城の外へ。間近で見る5重6階の城は迫力がある。
バスガイドさんか、しきりに外部と連絡を取っている。
最近よく見られるスマホでの記念撮影、旅の思い出にいいですね。
太鼓門である。平成11年に復元されたようだ。
太鼓門の外側から城内を臨む。石垣とともに素晴らしい迫力だ。
国宝旧開智学校校舎。明治6年に開校。
現在工事中のため入場できなかったが、警備員が門の間からの撮影を許してくれた。
南側に回り、中央部付近を対峙して撮る。
県宝旧司祭館。落葉の並木道と良く似合う。
旧司祭館の窓は大きく気持ちが良い。
開智学校の教室を再現したものだ。
明治初期にこのような西洋式の教室があったとは驚きだ。
城の北側にある松本神社。
郷土発展と縁結びの神を祀る神社が始まりで、いくつかの神を合祀し昭和28年に改称したそうだ。
繩手通り入口。縄のように長い土手から繩手となった。
かつて川に生息したカジカガエルの復活と街おこしをかけて、カエルの街としたそうだ。
雑貨屋さんなど多くの店が並んでいるが、人通りは少ない。
商店街の中ほどに蛙大明神がある。
昭和47年、再生を願い建てられたようだ。
昔風の食堂だ。こぎれいだが客はいないようだ。
陶器屋さんだ。前回来たときに覗いたような気がする。
繩手通り横の四柱神社。紅葉真っ盛りだ。
四柱神社は明治12年建立、繩手通りはもともと神社の参道であった。
ここの絵馬はカラフルで楽しい。
石燈篭であろうか、紅葉と良くマッチしていた。
縄の手通りの南側、中町通りへ。早速おしゃれな喫茶店が出てきた。
中町通りは善光寺街道にあり、江戸から大正時代の蔵造りの建物が多く残っている。
干柿だ。思わずシャッターを切る。
お城の辺りは観光客が多くいたが、この辺りはほとんど観光客を見かけない。
黒い蔵に赤い自転車が気に入った。
中町蔵の井戸。松本は湧水に恵まれているようで、井戸をいくつか見た。
上の小さい窓がかわいい。ちょっと一休みしたかったが、もうチェックインの時間が近づいていた。
ホテルにチェックイン後町中を散策。
時代遅れの洋食屋「おきな堂」へ。
昭和8年翁堂喫茶部として独立、建物は当時のまま。
昭和32年におきな堂に改名。
人気店で入れないかと思ったが入店できた。
室内はジャズがかかり、落ち着いていい感じだ。
お薦めのポークステーキをいただく。
食事も旅行のもう一つの楽しみだ。
さて、次回は諏訪大社を紹介したいと思う。