飛騨高山へ
(2023/5/31・6/1撮影)
最近飛騨高山が人気であると聞く。いろいろ調べてみたらなるほど面白そうだ。そこで馬籠・妻籠に行くついでに寄ってみることにした。実際行ってみたらなるほど面白い。実はこのあと白川郷による計画も立てていたのだが、それはやめにしてじっくり高山を見学することにした。小さい町であるが趣がある。すっかり惚れてしまった。また時間をかけてゆっくり行ってみたいと思ってしまう。山の中の小さな素敵な町の様子をどうぞご覧ください。
昭和を感じさせる風景ではあるが、メニューはいかにも現代風だ。
それでも違和感を感じさせない、おもしろい町だ。
ホテルに着き夕食を取りに町の中をぶらつく。
知らない街をブラブラするのは面白い。
何か懐かしい雰囲気の看板を見つけシャッターを切る。
ホテル近くに戻ってくるとコインランドリーで外国人観光客が洗濯をしていた。
外国人観光客はタフである。重い荷物をしょい、旅行の途中で洗濯もする。
日本は便利でいいところだと思ってしまうのであろう。
飛騨高山の古い町並み保存地区である。
伝統的建造物群が軒を連ねる。
遠くには東山寺院群の連なる小高い山が見える。
外国人観光客は非常に多い。人気があるのもうなずける。
酒蔵を示す杉玉、古い街並みに良く似合う。
ここは木製品を扱うお店のようだ。
住民の地道な活動が古い町並みの保存につながる。
高山陣屋前、朝市をやっているようだ。
高山陣屋内部を見学。
幕府の直轄地であった飛騨で、江戸から派遣されたお役人の役所だ。
内部は極めて広く重厚な造りだ。
1つ1つの部屋も中庭も素晴らしい。
御白洲。砂利が敷かれ白く見えるので白洲という。
犯罪者を吟味する場所だ。拷問の道具も展示されている。
懐かしい看板だ。しっかりショーケースに入れ飾っている。
病院だ。いつからやっているのだろう?何とも素晴らしい。
観光地には人力車が多い。いつか乗ってみたい気もする。
酒屋さんのようだが、今はカフェもやっているようだ。
雑貨店であろう。ちょうど飾りつけをしていたので撮っておく。
屋外に神棚があった。今まであまり見たことがない。
何か懐かしいおもちゃ屋さんだ。こういうおもちゃ屋さんも少なくなった。
修学旅行生であろう。よほどの人気店であるようだ。
古い町並み保存地区から離れ、東山寺院群へ向かう。
途中にも古い家屋が残っている。今は人力車観光の店のようだ。
東山白山神社入口。そして右側にお寺が連なる。
大雄寺山門。文化4年(1807年)に再建されたものだ。
お寺の脇やお寺の中に東山遊歩道が繋がっている。
こんな立派な石垣もある。どのお寺もきれいに整備されている。
曹洞宗素玄寺の鐘楼。
石垣に花を見つけた。こんな花が素敵に見える。
モミジがきれいだ。秋になるとさぞかし素敵であろう。
法華寺の本堂と思われる。(たくさんお寺があるのでわからなくなってくる)
東山寺院群から町並み保存地区の方へ戻ってくる。暖簾がおしゃれだ。
飛騨高山まちの体験交流館。
さるぽぽや竹ランプの作成等の体験ができるようだ。
お茶屋さんだ。屋根の上の看板がいい。
雑貨店だが、外国人観光客はこんな店に興味がわくようだ。
FamilyMartもここでは控えめな色だ。
大正10年創業とはすごいもんだ。
右の看板は見覚えがある。戻ってきたようだ。
高山プリン亭はかなり人気がある。
事前にチェックしていたが、客が多く諦めた。
小物販売のお土産屋さんが多い。ちょっと覗きたくなる。
招き猫がたくさん飾ってある。それぞれの店が独創的だ。
高山ラーメンも有名だ。昼食に蕎麦と思っていたが、お目当ての蕎麦屋が見つからずラーメンにした。
らくがんのお店だ。懐かしい響きがある。
伝統的な建物の脇に小さな花、こんな風景はつい撮ってしまう。
格子がきれいだ。こんな建物が良く保存されていたと感心する。
木造3階建、銘菓旅がらすの製造元だ。お土産に買ってきた。
カフェのようなお店であろうか?たおるが印象的だ。
こちらは蕎麦屋さんだ。白い自転車が目に留まった。
ザラメ糖の店だ。懐かしいお菓子屋さんがたくさんある。
造り酒屋の裏側。黒い塀と大きな煙突が印象的だ。
古い町並みから駅の方へ戻ってきた。飛騨国分寺の入り口である。
さるぽぽは飛騨の伝統的なお土産。
猿の赤ちゃんを意味し、良縁、家族円満のお守りのようなものだ。
飛騨国分寺本堂。聖武天皇により全国に造られた国分寺の一つ。
本堂は室町時代中期に再建されたものだ。
文政4年(1821年)再建の三重塔。飛騨唯一の塔建築だ。
飛騨高山は古い町並みだけでなくいろいろなものを内包し、実におもしろい。
小さい京都のような感じもするが、また違った独特の雰囲気を持っている。
このあと北上し富山に宿泊した。次回は富山と軽井沢を紹介したいと思う。