水戸偕楽園・梅
(2024/2/27撮影)
2017年3月以来実に7年ぶりの訪問だ。この日は天気は良かったが風が強く、梅の花の撮影にはあいにくであったが、それでもここの梅がやはりきれいだ。しばらくぶりの訪問で入場券が必要であった。以前は無料でそのまま入れたが、まあこれは仕方がない。レストランなどもきれいに改装されていたが、梅林は昔のままだ。美しい梅と好文亭の様子などをどうぞご覧ください。
常盤神社。水戸光圀、水戸斉昭を祀る明治6年に創建された新しい神社だ。
菊の御門と三つ葉葵がいかにも常盤神社らしい。
斉昭公生誕200年記念植樹の梅である。
近寄ると実にきれいだ。
こちらは白梅である。青空に映える。
こちらは紅梅、ちょうど見頃だ。
好文亭表門、別名黒門である。
ここから偕楽園に入るのが正式なルートだ。
一の木戸、質素だが趣がある。
孟宗竹林。弓の材料とするため斉昭が京都の竹を移植したという。
何とも気落ち良い。
吐玉泉。大理石でできた泉石は4代目、昭和62年に設置されたものだ。
ここは湧水が多いらしい。
梅林が見えてきた。鬱蒼とした中で光が差すようだ。
好文亭である。入口で梅が迎える。
広い縁側、開放的な造りが気持ちよい。
釘隠しは菊の御門だ。
茅葺屋根にいかにも日本らしい庭、とても素敵だ。
好文亭は昭和20年の水戸空襲で全焼したが、
昭和30年から3年かけて復元されたものだ。
庭の梅も満開だ。
桜の間には桜絵の襖だ。再建されたときに当時の一流画家によって描かれたようだ。
板の間の奥に庭が広がる。とても素敵な空間だ。
好文亭内にカフェができた。抹茶をいただいた。
2階への階段は急である。
丸い窓?が素敵である。
2階からの眺めも素晴らしい。田鶴鳴梅林が良く見える。
2階の窓も開放的だ。奥に千波湖が見える。
好文亭を出ると売店があった。何か懐かしい。
梅の奥に好文亭。春を感じさせる。
梅林を散策する。梅を見ながらの食事もおいしそうだ。
この梅は散策路の上にアーチを作っている。すごい生命力だ。
どこまで行っても梅林が続く。これからが見頃という感じだ。
枝垂れ梅だ。かわいい感じがする。
白梅を接写する。どうしても接写が多くなる。
こちらは紅梅。見事な色だ。今回はマクロを使わなかったが十分だ。
1本の木に紅白が混ざっている。梅とは不思議な木である。
和服の奥様達が集団で散策、何かのイベントか?
しばらくぶりの偕楽園、実に良かった。梅の手入れが良く行き届いている。
さて今度は桜の季節である。天候不順で予定より開花が遅れそうだ。
どこか遠くに撮影に行きたいが、どうも関節の具合があまり良くない。
自分の体と相談しながら撮影を楽しめればと思う。