行田市忍城・埼玉古墳群・桜
(2024/4/2撮影)


 今年はしばらくぶりに鎌倉へ桜の撮影にと思っていたが、膝の具合が悪く電車での移動はあきらめ、代わりに車で行ける桜の名所を探し行田市を見つけた。ここには忍城(おしじょう)というお城があり、近くの埼玉(さきたま)古墳群も桜が咲いているという。天気予報や自分の予定、さらい開花情報と自分の勘を頼りに出かけたが見事に外れてしまった。桜は気温に左右され、この時季雨の日も多い。今年は開花が遅かったので気持ちが先走りしすぎたようだ。それでも初めて訪れた忍城は素敵で、埼玉古墳群も実におもしろかった。少しの桜とお城、そして数々の古墳をどうぞご覧ください。




わずかに咲いていた桜を見つけた。
全体的には3分咲程度、それでもうれしい。



お城と桜、やっぱりいいものだ。



お城の麓で桜を見ながらの食事、贅沢な時間だ。



ここにも桜が、建物と良く似合う。



忍城は石田三成の水攻めで有名だ。
外人さんもお城が好きなようだ。



お堀の脇に立派な桜があった。もう満開に近い。



城と堀と桜、いいではないか。



全体的にはまだまだだ。お城らしい雰囲気をバックに。



数少ない桜の中から絵になるものを見つける。
ここは2017年放送の「陸王」のロケ地でもある。



少し離れたところで見応えのある桜を見つけた。
青空も気持ちよい。



忍城御三階櫓は昭和63年に再建されたもの。
行田市郷土資料館の一部で鉄筋コンクリ造りだ。
戦後再建されたお城ではあるが堀や周りの景色とも合い、かわいらしい雰囲気がとても気に入った。



郷土資料館入口。なかなか素敵だ。



お城に繋がる通路から撮影、みなさん桜を撮っているようだ。



忍城からさきたま古墳公園へ移動、ここの桜はまだまだだ。



古墳の麓に菜の花が咲いていた。きれいである。



どうにか咲いている桜を見つけた。うれしいものだ。



丸墓山古墳。直径105mの円墳、6世紀前半のものだ。
石田三成は忍城を攻めるときここに本陣を置いたという。



頂上には桜が2本植えてあった。満開ならさぞかしきれいであったろう。



こちらは稲荷山古墳。全長120mの前方後円墳だ。
5世紀後半に造られたようだが、前方部は壊され2004年に復元されたものだ。



前方部の階段を昇っていく。ここも菜の花に覆われている。



階段の途中から撮影、何かいい感じだ。



隣の丸墓山古墳が見える。きれいな形をしているものだ。



前方部から後円部に向かい道が繋がっている。
後円部からはいろいろ埋葬品が出土しているようだ。



右側が前方部、左側が後円部、実に大きい。



ユキヤナギがきれいだ。丸墓山古墳を背景に。



埼玉古墳群の中で最大の二子山古墳。全長132mの前方後円墳、6世紀前半の作だ。
ここは立ち入りできない。



将軍山古墳。全長90mの前方後円墳、6世紀後半に造られた。
古墳内部に将軍山古墳展示館があり、複製の石室などを見学できるようになっている。



将軍山古墳は堀などが復元され、墳丘に埴輪のレプリカが並べられている。



全長53mの愛宕山古墳。古墳群の中で最小。
ただの丘にしか見えないが、堀からは埴輪なども出土している。



ここは公園になっており水辺もある。多くの方が訪れていた。
行田市は昔古代ハスの撮影で行ったことがあったが、それ以来2度目の訪問だ。
忍城は本当にかわいらしく好感が持てた。
埼玉古墳群も実におもしろいところだ。
ここが埼玉県名発祥の地というのもおもしろい。
また機会を見て行ってみたいと思った。



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