小田原城周辺散策&久能山東照宮
(2024/5/27・28撮影)
梅雨に入る前にと思い5月中の旅行に出かけたが、どうも天気には恵まれなかった。それでも小田原に着いた時には雨も上がり、周辺を散策しながら観光を楽しむことができた。翌日の久能山東照宮はかなり強い雨。午後は掛川城に行く予定であったが、線状降水帯の予報も出たのであきらめ、早くにホテルに入って外出は取りやめた。久能山東照宮はかなり昔一度訪れたことがあり、その素晴らしい景色をもう一度見たいと思っていたが叶わなかった。小田原城と雨の東照宮の様子などをどうぞご覧ください。
駐車場を出るとお堀に赤い橋が架かっていた。学橋である。
これを渡りとりあえず城内へ。
お堀がきれいに整備されていて気持ちが良い。
住吉堀である。関東大震災で石垣が崩落し、平成になって復元されたものだ。
馬出門桝形。馬出門と内冠木門(うちかぶきもん)の2つの門がある。四角い広い空間だ。
銅門(あかがねもん)である。平成になり復元されたものだが立派な門だ。
こちらは常盤木門(ときわぎもん)である。本丸正門になる。
小田原城天守閣。昭和35年に再建された鉄筋コンクリート製のものだ。
小田原市では天守閣の高さを超える建物の建築制限をしているという。
本丸の広い空間と立派な石垣にも感動する。
かつてはここに観覧車があったというから驚きだ。
お城入口の階段の石垣、迫力がある。
入口付近からもう一度。均整の取れた美しい形だ。
一本松の周囲では観光客が休んでいた。
お城から海まではすぐ近くだ。遠くに見えるのは手前が真鶴、その奥が伊豆半島か。
本丸にはお休み処がある。ここでちょっと休憩した。
本丸への入り口付近。階段の下は昔の堀と思われる。
昔の堀跡は菖蒲園?になっている。
近所の人であろうか孫を連れての散歩のようだ。
報徳二宮神社。二宮尊徳翁を祀る神社だ。
入口付近に二宮金次郎像がある。その周りを絵馬が囲んでいる。
ここの拝殿は屋根が大きく立派なものだ。
拝殿の奥を抜けると小田原城の背後に出られる。
ここから見るお城も迫力がある。
小田原市内と散策すると古い薬屋さんがあった。
左の自販機も今では珍しい。
こちらは床屋さんだ。こんな建物が残っていることに興味がわく。
かまぼこ通りにやってきた。黒い建物がやけに目立つ。
小田原かまぼこ発祥の店ということもあり賑わっているようだ。
あの有名な「かごせい」だ。
かまぼこ通りは有名な店がいくつもあったが、どこも静かである。
御幸の浜にやってきた。バイパスの下をくぐって海へ出る。
海を見ると感動する。砂浜を歩くのは何年ぶりか。
ちょうど子供が二人いた。このころは何をやっても楽しい。
あいにくの天気であったが、それでも海を見られてよかった。
小田原駅前へ移動。ミナカ小田原である。
駅前再開発でできた建物のようだが、夕方の人の流れがおもしろい。
1日目小田原の旅は終了。翌日雨の中、久能山東照宮へ向かう。
日本平からロープウェイで久能山東照宮にやってきた。
時々強い雨も降る最悪の天気だ。
家康公の手形があった。色紙まで売っているというからすごい。
楼門である。元和3年(1617年)建造。
石燈籠が雨の中厳粛な雰囲気を醸し出す。
神楽殿だ。
この奥に拝殿と本殿がある。
先程の門を内側からも撮っておく。
この奥の階段を昇ると神廟宝塔がある。
途中桝形になっている。お城と同じ構造だ。
家康の遺骨が納められている宝塔だ。
日光東照宮と同じ形をしているように思う。
ここも外国人観光客が非常に多い。
集団できて何となくにぎやかだ。
雨の中の東照宮も雰囲気があり良かったが、天気のときに来たかった。
以前来たときは海岸側から階段を昇ってきたような気がする。
その時の景色のすばらしさに感激して再度来たのだが、誠に残念であった。
このあと掛川城に行く予定であったが、あまりの雨のすごさに諦めた。
雨も晴れも含めこれも旅行の思い出になる。