山梨散策・昇仙峡・甲州夢小路・忍野八海
(2024/5/30・31撮影)
昨年同様、今年も時間調整のため山梨を訪れた。昇仙峡は四十数年ぶりの訪問。水晶を見た記憶はあるがほとんど覚えていない。甲州夢小路は昨年も行ってみようと思ったが、時間や天気の関係で諦めた。今年こそはと思い夕方出かけたが、なかなか面白いところだ。忍野八海は初めて行ったがとにかく外国人が多い。富士山が海外で有名になり、それに伴い関連するところも人気があるようだ。それぞれの風景をご覧いただければと思う。
昇仙峡ロープウェイ乗り場だ。観光の中心地、ここで情報を仕入れた。
しばらく歩くと立派な神社が見えてきた。夫婦木神社である。
歴史はあるようだが、水晶で栄えて大きな神殿を作ったのかと思う。
あちこちに水晶を販売する店がある。加工体験もできるようだ。
アンクル ラヒム、元滝の妖精だ。ベンチに座って記念写真が撮れる。
未来電話を見つけた。
受話器を取って未来へ自分の願いなどを話すことができる。
ここには日本一の開運水晶玉が奉納されている。直径85cmだ。
道の途中に鳥居があった。石の鳥居の上にも草が生えている。
布袋さんである。壱、弐、参の3つの願札に叶えてほしい願いを書いて張るそうだ。
ぬれた願札が布袋さんの体にしみこんでいる。
仙娥滝だ。三脚は車に置いてきてしまったので木柱の上においてスローでシャッターを切る。
新緑とともにきれいである。
いろいろな渓谷を見てきたが、ここの景色は独特ですばらしい。
独特の切り立った岩肌に感激する。
石門である。確かに門に思える。
かつては絶景のテラス席だったのであろう。今は事故が起きないか心配なほどだ。
もちろん営業はしていないようだ。
蕎麦屋さんがあった。もちろんもう営業はしていない。
四十数年前に行ったときは観光客であふれていたような気がするが、
今は時代に取り残されているようだ。
すばらしい景色で散策するにはいいところだと思うのだが。
甲府駅前の広場。きれいに整備されていて、ベンチで寛ぐ人も多い。
甲府市歴史公園にある山手渡櫓門。甲府城の門が再現されている。
甲州夢小路は甲府城下町を再現している。
蔵や古民家などを移築したものだ。
蔵を移築したようだが、かなりきれいに整備されている。
夕方だったのでほとんどの店が閉まっていた。
ちょっときれいすぎるかも。
古民家を整備してショップにしているようだ。こんな店が並んでいる。
駅前で小さな子に出会った。二人そろってかわいい。孫を思い出す。
忍野八海にやってきた。富士山の伏流水を水源とした湧水が多数ある。
世界文化遺産に登録されている。
湧池である。古民家を改造したと思われるショップも多い。
濁池。中央では湧水を飲むことができる。ここに行くには奥の店の中を通らなければならない。
池の中には鯉もいる。水深8mあるそうだ。
新緑に囲まれた小川を散策する。何となく心が休まる。
お釜池。ここで外国人観光客から撮影を頼まれた。
英語でも中国語でも韓国語でもない。まったくわからなかったが、雰囲気で理解した。
しかも撮影後何やらしきりにしゃべりかけてきた。
どうも私の記念写真を撮ってくれるつもりだったらしい。
母国語で気にせず話しかける姿勢は見習うべきかもしれない。
外国人観光客が集団で橋を渡っていく。
左の奥に観光バスの駐車場があり、右奥が忍野八海の中心地だ。
忍野浅間神社。大同2年(807年)創建、忍野八海の守護神だ。
同じ境内にある諏訪神社。
忍草地区の秋祭りではあばれ神輿が練り歩くという。
鏡池。天気が悪く鏡のようには映らなかった。
菖蒲池。伝説によるとこの菖蒲を身体に巻くと病気が治るという。
茅葺の小さな古民家と思ったらトイレであった。観光への情熱を感じる。
こちらは本当の古民家。縁側ではお土産を売っている。
銚子池。8つの池のうち6つをまわった。
出口池と底抜池には行けなかった。
狭い道に観光客がひしめき合っている。
外国人が多く、この道はメインストリートで車で通るとき苦労した。
旅行も最終日、このあと自宅へ車を走らせた。
多少天候には恵まれなかったが、実におもしろい旅であったと思う。