松本&奈良井宿訪問
(2025/5/26・27撮影)
信州松本、そして木曽路奈良井宿に行ってきた。松本は4年ぶりである。信州の中では一番好きな地域だ。今回は時間調整のために寄ったが、前回見学できなかった開智学校を見ることができて良かった。奈良井宿は、たまたまSNSで見て面白そうだと思い行くことにした。木曽路は馬籠・妻籠を以前見たが、また違った趣がある。信州のスナップをどうぞご覧ください。
松本城が見えてきた。この黒いお城はいつ見ても素敵だ。
5つの国宝のお城のうち4つを見学したが、松本城が一番好きである。
二の丸御殿跡付近から見た松本城。遠くからちょっとのぞくのもいい。
太鼓門桝形である。迫力がある。
最近観光地でよく見かける人力車。客待ちも大変だ。
城の外を散策する。珍しいポストを見かけた。
このポスト横を向いている。しかも歩道のかなり中心に近いところだ。
左奥は旧開智学校。犬を連れた散歩もうまく入ってくれた。
国宝旧開智学校校舎。和洋折衷のベランダがすばらしい。
4年前に訪れたときは工事中で入れなかった。
今回はお城よりもここを見たかった。
昔の教科書が展示されている。自由に触ることができ、つい見入ってしまった。
校舎内部。窓枠の外の景色が素敵だ。
階段は重厚である。絨毯も敷かれている。
松本カトリック教会旧司祭館。明治22年(1889年)の建築だ。
この広い窓が大好きだ。
外から見るとガラス張りの大きな窓が良くわかる。
松本市立博物館。博物館というより美術館の雰囲気だ。
奈良井宿へやってきた。奈良井木曽の大橋である。
道の駅の駐車場から橋を渡ると奈良井宿だ。
この家族は宿まで道案内をしてくれた。何とも親切である。
懐かしい看板だ。昔は電気屋さんをやっていたのだろう。
奈良井宿の建物の特徴は2階が外へ張り出している。
2階の形状はいろいろだが、障子になっているものもある。
ここは漆器が有名だ。どこの店も花をよく飾っている。
山からの湧水を利用した水場である。
6カ所の水場があり、水場組合が管理しているという。
奥の張り紙も何か懐かしい。
山に囲まれた木曽路の宿だが、それぞれに特徴がある。
奈良井宿は平たんで距離もかなりある。
見事なモミジの鉢植えだ。建物との相性も良い。
何とも賑やかなお店である。戸を閉めた建物も多い中、目を引く。
高札場だ。馬籠宿でも見た。昭和48年に復元されたものだ。
こちらの水場は屋根がついている。防火用のバケツも置かれている。
当時の旅人には貴重な場所であったろう。
西奥にある鎮神社である。山に迫った高台にある本殿は重厚で厳かな雰囲気だ。
歴史のある宿を若い2人が歩いていた。こんなことに平和を感じる。
ここにも外国人観光客が多く訪れていた。どれを見ても興味深いものばかりであろう。
赤いポストは何か気になる。
正面を向いて、道路の隅に置けれているのがやはり普通だ。
奈良井駅だ。国鉄を感じさせる何か懐かしい雰囲気だ。
歩いて疲れたので、ここの待合室で少し休憩だ。
宿の東端にある八幡神社、鬼門除けの宿の守護神だ。
拝殿は宿の方向、西を向いている。
観光客もここまでは来ないようだ。
神社の東隣に二百地蔵がある。
森に囲まれた中に突然現れる多数の地蔵は、迫力を感じるとともに身が引き締まる。
最後に越後屋さんでお昼をいただく。
伝統的な建物を使った素敵なお店だ。
店内の雰囲気も実に良く、相手をしてくれたご主人も親切であった。
木曽路の宿はいろいろ訪れたが、ここは静かで昔の雰囲気が良く残っている。
ただこれだけの建物を維持していくのは大変であろうと感じた。
さて次は彦根城、そして安土城跡を紹介したいと思う。