常陸国出雲大社・笠間稲荷神社散策
(2025/7/18撮影)


 茨城に出雲大社があると聞き、行ってみたいと思った。島根県の出雲大社より分霊鎮座、平成4年にできた新しい神社だ。現在は宗教法人として独立している。拝殿の大注連縄はいかにも出雲大社らしい。この出雲大社は笠間にあるというので、それならば笠間稲荷にも寄ってみたいと思った。笠間稲荷は8年ぶりの訪問となる。こちらは歴史ある神社で、参道や仲見世など懐かしい雰囲気がいっぱいだ。ただ帰るとき神社の駐車場から車を出せなくなった。境内から少し離れた駐車場に止めたが、みな適当に止めるので出入口に移動する経路がふさがれた。まあ何とか移動できたがとんだ災難にあった。新旧2つの神社の様子をどうぞご覧ください。




常陸国出雲大社拝殿の大注連縄、やはりすごい迫力だ。



樹齢2650年の大國柱。造営時に御神縁により据えられたという。



やはり大注連縄に目が行く。



島根の出雲大社は行ったことはないが、同じような迫力なのであろうか。



ここは二拝四拍手一拝である。



なるほどみなさん四拍手である。



拝殿の脇に大国主大神のご神像が据えられていた。



樹木葬霊園である。最近はやっているが、まるでお寺のようでもある。



こちらはペット霊園だ。このドームに動物の遺骨が納められているのか。



こちらは龍蛇神社だ。



さざれ石、最近いろいろな神社で見かける。



薬神神社。これらは大国主大神と関係ある神が祀られている。
ここにはレストランもあるので、昼食をとり笠間稲荷へ移動する。



笠間稲荷神社大鳥居。8年ぶりの訪問だ。
創建651年、日本三大稲荷の一つともいわれている。
別名胡桃下稲荷ともいう歴史のある神社だ。



鳥居と楼門の間、両側に仲見世通りがある。
キツネも置かれている。



お面だ。何か懐かしい。子供のころお祭りと言えばお面を買ったような気がする。



キツネの置物が飾られていた。かわいいもんだ。



文化10年(1814年)建立の総門。現在は東門になっている。



総門の左右には毛綱が奉納されている。
2万人の女性崇敬者の奉納で、左右2巻で長さ80mという。驚きだ。



昭和35年竣工の拝殿。近代的な新しい建物だ。
この奥に江戸末期1854~1860年に再建された本殿があるが見ることはできない。



昭和36年竣工の楼門、萬世泰平門という。
こちらも比較的新しい門で、内側から撮影。



楼門を内側から覗く。こういう切り取り方が好きである。



有名な藤棚だ。8年前に来たときは藤が満開であった。
花はなくても幾分涼しい。



楼門の脇に休憩所のような古い建物がある。
明治32年建造、入母屋瓦葺で大絵馬や奉納額などが治められている。
ここの天井を眺めているのも楽しい。ちょうど家族連れが休憩していた。



仲見世通りを歩く。こんなお店が残っているのがうれしい。
つい衝動買いをしたら、おばさんに塩飴をもらった。



参道には古いお店がたくさん並んでいる。



昔この地は胡桃の密林があったという。そこで胡桃下稲荷といわれたようだ。
元祖胡桃饅頭、納得である。



古い建物だが、ここの饅頭は有名のようだ。
何かいい雰囲気だ。



参道の外まで歩いてみた。古いお店がたくさんある。
地方の小さな町だが、そこに息遣いを感じる。
笠間稲荷周辺は実におもしろい。また行ってみたいと思う。
次回は別な駐車場を利用したい。



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